東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月23日 本日の見出し
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新型コロナウイルスに対する不安から幅広く売りが波及。
日経平均株価の上値重く、調整局面を迎える可能性も。
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■本日の相場概況
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『国内』
23日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比235円91銭安の2万3,795円44銭と反落。
新型コロナウイルスに対する不安から、
幅広く売られている展開となりました。
ビジネスの影響が懸念されたことで
中国関連株などに利益確定売りが見られました。
一方、半導体関連銘柄などには買いも見られています。
日経平均株価が下げ幅を拡大したことで投資家心理が悪化し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も下落しています。
『海外』
23日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
新型肺炎の発生地である湖北省武漢市が
公共交通機関の運行を一時停止する異例の措置をとり、
感染拡大に対する警戒感が一段と強まっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、
1ドル=109円65~66銭近辺と円高に傾倒。
新型肺炎の感染拡大への警戒感が根強く、
日経平均株価の下落と歩調を合わせるように
「低リスク通貨」とされる円には買いが入りました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
新型コロナウイルスが市場に与える影響が懸念されていますが、
これまで大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)や
中東呼吸器症候群(MERS)ほどの脅威はないと指摘する専門家もおり、
今後死者が100人、200人と増えていかない限りは
パニック売りは収束することでしょう。
ただ、気になるのは日経平均株価がチャート面で上値が重そうな点。
海外の大手証券なども先物を売り越すなどしておりますので、
一段の上値を狙うには、もう少し調整が必要かもしれません。
個別の好決算が予想される銘柄は堅調ではありますが、
徐々に利食って持ち高を少し減らして
様子を見ていくのも手だと見ています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,186.27 (-9.77)
・ナスダック:9,383.768 (+12.961)
・S&P500:3,321.75 (+0.96)
・為替 ドル円:109.58-109.59(-0.42)
『国内』
・日経平均株価:23,795.44(-235.91円)
・TOPIX:1,730.50(-13.63)
・日経ジャスダック平均株価:3,949.81(-15.26)
・東証マザーズ指数:879.63(-6.41)
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■明日の予定
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『国内』
12月全国消費者物価指数(8:30)
日銀金融政策決定会合議事要旨(2019年12/18~19開催分)
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