東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月21日 本日の見出し
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コロナウイルスの感染拡大懸念をきっかけに、
先物主導で下げ幅を拡大する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
21日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比218円95銭安の2万3,864円56銭と反落。
中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、
当初は比較的可能性が低いとされていた人から人への感染に
警戒感が強まったのが、投資家心理の重荷に。
多くの訪日客が見込まれる中国の春節期間の大型連休を目前に
訪日外国人消費や国内消費に悪影響が出るとの思惑も浮上しています。
直近の相場は高値圏で上値の重さも意識されていたため
コロナウイルスをきっかけに短期目線の先物売りが加速し、
現物株の利益確定売りを促した面もあるでしょう。
一方で、新興市場では個別銘柄が物色され、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は続伸しています。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反落。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大しており、
今週末からの春節の大型連休を前に
運用リスクを回避する売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円97銭近辺と円高に傾倒。
日経平均株価が200円超まで下げ幅を広げたことで
リスクオフの円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は下げ幅を拡大しましたが、
投機的な先物売りが加速した結果で
大きな材料が出たわけではありません。
全体としては上値を追いにくいですが、
本日のジャスダック、マザーズ指数は上昇を見せるなど
市場全体のムードは暗くないため、
特に悲観的になる必要はないと見ています。
月末からの決算期も意識されていますから、
好業績で、日経平均株価との連動性が低かったり
出遅れ感のある銘柄に資金を寄せていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:29,348.10 (+50.46)
・ナスダック:9,388.944 (+31.813)
・S&P500:3,329.62 (+12.81)
・為替 ドル円:109.90-109.91(-0.22)
『国内』
・日経平均株価:23,864.56(-218.95円)
・TOPIX:1,734.97(-9.19)
・日経ジャスダック平均株価:3,952.81(+14.42)
・東証マザーズ指数:886.24(+0.98)
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■明日の予定
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『国内』
12月首都圏マンション発売(13:00)
『海外』
米11月FHFA住宅価格指数(23:00)
米12月中古住宅販売(1/23 0:00)
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