東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月14日 本日の見出し
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為替の円安傾倒など良好な外部環境を背景とした買いが優勢に。
2万4,000円に乗せる場面では、利益を確定する売りも。
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■本日の相場概況
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『国内』
14日の東京株式市場で日経平均株価は、
前週末比174円60銭高の2万4,025円17銭と続伸。
為替が1ドル110円台に乗せるなど良好な外部環境を背景に
投資家心理が強気に傾き、買いが先行する展開となりました。
米財務省が外国為替報告書で
中国の「為替操作国」認定を解除したことが伝わり、
米中通商合意に対する期待が追い風となっています。
良好な外部要因を受け、中東情勢への懸念から
先物を売っていた分の買い戻しも入った模様。
もっとも2万4,000円に乗せる場面では、
利益を確定する売りが重荷となりました。
新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢となり、
日経ジャスダック平均は続伸、
決算が悪かった銘柄への売りが重荷となり、
東証マザーズ指数は反落しております。
『海外』
14日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
米中関係の修復期待から買いが先行しましたが、
材料の織り込みが進むにつれ利益確定売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=110円05~06銭近辺と円安に傾倒。
米国が中国を「為替操作国」の指定から解除し、
15日に予定する合意「第1弾」の署名に向けて両国関係が改善するとの期待などから
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は上昇基調を強めましたが、
昨年の高値2万4,091円を抜いての上昇には
材料不足感もございます。
中国市場で上海総合指数が一時下げるなど
アジア株の動きが鈍いことも懸念点。
明日の米中第1弾合意の後は、
材料出尽くし感から売りが優勢となる可能性も。
日経平均株価が一段高を目指せるか
少し慎重に様子を見ていきたい局面です。
また、日経平均が上昇も下落もせずに
2万4,000円近辺で膠着するようであれば、
現在出遅れ感のあるマザーズ市場などに
資金が向く可能性もございます。
市場全体の状況を見極めつつ
明日明後日で新しい銘柄の推奨を
進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,907.05 (+83.28)
・ナスダック:9,273.932 (+95.071)
・S&P500:3,288.13 (+22.78)
・為替 ドル円:110.09-110.10(+0.53)
『国内』
・日経平均株価:24,025.17(+174.60円)
・TOPIX:1,740.53(+5.37)
・日経ジャスダック平均株価:3,912.87(+17.41)
・東証マザーズ指数:887.46(-2.43)
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■明日の予定
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『国内』
12月マネーストック(8:50)
12月工作機械受注(15:00)
5年国債入札
地域経済報告(さくらレポート)
第3回自動運転 EXPO(東京ビッグサイト、~1/17)
『海外』
米12月生産者物価指数(22:30)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
ベージュブック
米中通商協議「第1段階」合意の署名式予定
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