東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月10日 本日の見出し
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落ち着いたマクロ環境を好感し、堅調な展開に。
半導体関連などの景気敏感株に買い。
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■本日の相場概況
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『国内』
10日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比110円70銭高の2万3,850円57銭と続伸。
米国株市場で主要3指数が最高値を更新して取引を終え、
為替も1ドル109円半ばまで円安方向に進んだことで
堅調な相場展開となりました。
半導体関連などの景気敏感株に上昇が目立っています。
上げ幅は一時150円を超える場面もありましたが、
日本時間今夜発表の米雇用統計や
連休中の中東情勢を見極めたいとの雰囲気から、
買い一巡後はポジション調整の売りも入り、
模様見ムードの強い展開に。
東証1部の主力銘柄の上昇を受けて投資家心理が上向き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸しております。
『海外』
10日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
指数は約8カ月ぶりの高値圏にあり、
目先の利益を確定する目的の売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円53~54銭近辺と円安に傾倒。
。中東情勢への過度な警戒感が後退し、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
ゴールドマン・サックス証券は9日付リポートで、
鉱工業生産と高い相関関係を有する
OECD景気先行指数(CLI)をベースに分析した結果、
「日本の製造業サイクルは、
極端な下方リスクシナリオが顕現化しない限り
20年春中に回復局面へ入る」との見解を示しています。
このまま米中貿易協議などがいい方向に向けば、
5G関連の需要増加などを背景に
製造業を中心とした日本企業の業績が底入れるとして
春に向けて強い相場展開が続く期待が高いでしょう。
来週は15日(水)に米中が貿易協議で
第1弾の合意に署名する見通しですので
この辺りの報道には注意を向けたいです。
また、月後半から本格化する
3月期決算企業の業績に底入れ感があるか
分析し、お伝えしていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,956.90 (+211.81)
・ナスダック:9,203.426 (+74.184)
・S&P500:3,274.70 (+21.65)
・為替 ドル円:109.55-109.56(+0.21)
『国内』
・日経平均株価:23,850.57(+110.71円)
・TOPIX:1,735.16(+6.11)
・日経ジャスダック平均株価:3,895.46(+8.56)
・東証マザーズ指数:889.89(+4.13)
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■火曜日の予定
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『国内』
11月経常収支(8:50)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)
『海外』
米12月消費者物価指数(22:30)
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