東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■1月6日 本日の見出し
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地勢学リスクが嫌気されリスク回避の売りが優勢に。
週内に経済指標発表を控え様子見ムードも。
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■本日の相場概況
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『国内』
6日の東京株式市場で日経平均株価は、
前営業日比451円76銭安の2万3,204円86銭と大幅続落。
米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害をめぐって、
両国の対立が激化するとの懸念から
運用リスクを回避する目的の売りが優勢となりました。
また、トランプ米大統領の発言を受けて
米朝関係が悪化するとの懸念も浮上しています。
売り一巡後は、週内に予定する米12月ISM非製造業指数、
雇用統計などの指標発表を控えて、様子見ムードの強い展開に。
地政学リスクへの警戒感から売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も下落しています。
『海外』
6日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
金融緩和などの景気刺激策への期待が
引き続き投資家心理の支えとなっています。
原油市況が上昇し、時価総額の大きい
石油関連株の上昇も指数を押し上げました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円06~07銭近辺と円高に傾倒。
中東情勢の緊迫化を受けた円買いが先行する展開となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
休暇中の地政学リスクの上昇、為替の円高傾倒を受け、
短期の値幅を狙った先物売りが加速したこともあり、
大発会の日経平均株価は大幅安で終了。
一方で、個別のテーマ性の強い銘柄などには買いが入っていたほか、
下値を拾われている銘柄も多かった印象で、
投資家の買い意欲の強さを感じさせます。
世界的な金融緩和を背景とした金余りを背景とした
株式市場への資金流入が続き、
今年の日経平均株価は上昇するとの声も多く聞かれますし、
押し目は買いのスタンスを継続していっていいでしょう。
年始の取り組みとして、
5GやRPA(業務自動化)、IoTなど
継続的な成長が期待されるテーマの銘柄をいくつかピックアップして
年間を通して追いたいリストをつくっておくと
2020年の投資成績向上につながるかと見ています。
推奨銘柄についても、
何度も売買して追えるような銘柄もございますので、
一度売却したらそれで終わりとは考えずに、
レポートを参考に売買を進めていただければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,634.88 (-233.92)
・ナスダック:9,020.770 (-71.419)
・S&P500:3,234.85 (-23.00)
・為替 ドル円:108.00-108.01(-1.14)
『国内』
・日経平均株価:23,204.86(-451.76円)
・TOPIX:1,697.49(-23.87)
・日経ジャスダック平均株価:3,831.73(-5.85)
・東証マザーズ指数:880.80(-16.67)
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■明日の予定
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『国内』
12月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
『海外』
米11月貿易収支(22:30)
米12月ISM非製造指数(1/8 0:00)
米11月製造業受注(1/8 0:00)
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