東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月30日 本日の見出し
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ドル円相場が円高方向に振れたこともあり手仕舞い売りが優勢に。
逆日歩発生が警戒されたことで空売りも入りにくく商い低調。
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■本日の相場概況
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『国内』
30日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比181円10銭安の2万3,656円62銭と続落。
明日から年末年始の6日間休場となり、
その間に中国PMI、米ISM製造業指数の発表など
イベントが消化されることから
手仕舞い売りが先行する展開となりました。
ドル円相場がやや円高方向に振れたことも、投資家心理の重荷に。
また、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が29日に、
北朝鮮が長距離弾道ミサイルや核ミサイルの実験を行えば
世界の軍事・経済大国として米国は適切に対処するとの考えを示し
地政学リスクも意識されています。
一方で、逆日歩発生によりコストが高くなる可能性が意識され
空売りも入りにくく、売買は終日低調となりました。
相場全体が材料不足のなか値動きの軽い銘柄への買いが入り、
日経ジャスダック平均は小幅に続伸、
手仕舞い売りが重荷となり、東証マザーズ指数は反落しております。
『海外』
30日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
証券市場の規制緩和など2020年からの法令発効を見据えた買いが入り、
朝方の売り一巡後、指数は心理的な節目である3,000を回復しています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円13~14銭近辺と円高に傾倒。
2019年の年明けにドル円相場が急速に円高方向に動いたことが意識され、
国内投資家などが円の売り持ち高を減らす動きを見せています。
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■来年の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
今年も大変お世話になりました。
2019年の相場は一年を通して
リセッションが起きるという懸念や
米中貿易摩擦の問題が長く続き、
日経平均株価の振れ幅も1年の間に最大で
なんと4,000円以上も動くような大相場でした。
2020年は米中協議の進展期待、
5G活用コンテンツの本格化や米大統領選挙など
株式市場に影響するイベントがたくさん控えています。
年末のご挨拶共に、
令和2年の見通しについて
わたしからレポートをお送りしますので
是非ご覧になってくださいね。
https://bit.ly/2Q0zisv
来年の大発会は6日(月)です。
年末年始の海外市場の動きを分析し、
年明けより売買推奨をお出ししていきますので、
来年も何卒よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,645.26 (+23.87)
・ナスダック:9,006.617 (-15.774)
・S&P500:3,240.02 (+0.11)
・為替 ドル円:109.12-109.13(-0.38)
『国内』
・日経平均株価:23,656.62(-181.10円)
・TOPIX:1,721.36(-11.82)
・日経ジャスダック平均株価:3,837.58(+14.46)
・東証マザーズ指数:897.47(-10.20)
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■年末年始の予定
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『海外』
31日(火)
中国12月製造業PMI(10:00)
米10月FHFA住宅価格指数(23:00)
米10月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米12月消費者信頼感指数(1/1 0:00)
3日(金)
米11月建設支出(1/4 0:00)
米12月ISM製造業景気指数(1/4 0:00)
FOMC議事録(12/10~12/11開催分)
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