東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月20日 本日の見出し
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為替が円高方向に動いたこともあり上値の重い展開に。
10年債利回りが上昇し、金融株に買いが波及。
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■本日の相場概況
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『国内』
20日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比48円22銭安の2万3,816円63銭と小幅続落。
前日の米国株価指数が上昇したことで
買いが先行する展開となりましたが、
ドル円相場が前日比で円高方向に動いていたこともあり
買いが続かずにマイナス圏に沈む展開となりました。
日本の10年債利回りが一段と上昇し、
約9カ月ぶりにプラス圏に浮上したため
運用環境が改善するとの見方から
保険など金融関連株に買いが入ったことが相場の下支えに。
値の軽い新興銘柄に買いが入ったことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は上昇しています。
『海外』
20日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
中国人民銀行(中央銀行)が連日で
金融市場に多めの資金を供給したのが投資家心理の支えとなりましたが、
上値では利益を確定する売りが出ています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円31~32銭と円高に傾倒。
米国の経済指標が市場予想を下回り、
リスク回避の円買い・ドル売りが優勢だった
NY市場の流れを引き継ぎました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
来年は、米大統領選を控えて
米中貿易交渉が休戦状態に入りそうなことや、
世界的に低金利環境が続く見通しを支えに
堅調な相場展開が続くとの見方が多いです。
来週からは海外投資家がクリスマス休暇に入るため
閑散相場となる可能性が高いですが、
相場の先高感から売り込みにくく
押し目では買いが入りやすいでしょう。
全体としては膠着感の強い展開となるなかで、
値の軽い銘柄の個別物色が続きそうです。
持ち高整理をすすめつつ、
短期での利益確定を狙っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,376.96 (+137.68)
・ナスダック:8,887.218 (+59.483)
・S&P500:3,205.37 (+14.23)
・為替 ドル円:109.30-109.31(-0.27)
『国内』
・日経平均株価:23,816.63(-48.22円)
・TOPIX:1,733.07(-3.04)
・日経ジャスダック平均株価:3,758.43(+6.96)
・東証マザーズ指数:872.35(+5.45)
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■月曜日の予定
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『海外』
米11月シカゴ連銀活動指数(22:30)
米11月新築住宅販売(12/24 0:00)
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