【第54話】運命？好きすぎて・・・狂いそう・・・4

今迄何百という数の水着や下着を着用してきた私です。
撮影の時は一日の9割を水着とガウンで過ごしてきました。
そんな日々を思い出して
おうちで一人で水着を着て鏡の前でポージングしたりしてしまいます。
引退したとはいえ、職業病ですね(^^♪
写真集とDVDが発売されるまでは現役ですからね☆

こんにちは！浜田由梨です(*´▽｀*)

今年最後のメジャーSQは日経平均500円超騰がるというあからさまな相場になってしまったようで、昨日の米中貿易交渉の最初の合意への期待で米国株がぐーーーんと上がったことで日本も良くなってるんですね。

私も「つみたてNISA」で米国株信託を選択してるので、今後に期待できそうで楽しみです♪

先々々週からのつづきです！今回で完結させます！

がんばるぞー！！！

先週、先々週、先々々週の記事はコチラ↓↓↓↓↓

「【第51話】運命？好きすぎて・・・狂いそう・・・」
「【第52話】運命？好きすぎて・・・狂いそう・・・2」
「【第53話】運命？好きすぎて・・・狂いそう・・・3」

お風呂を上がった浜田一行（ひとり）は浴衣に着替えて

お部屋に戻ると

そこは

・・・・

・・・

・・

旅館の目玉でもある夕食が用意されていました(*´▽｀*)

すっごくおいしそうで

かにーーーー！

※あまりに美味しくて写真も撮るの忘れて食べました(T_T)/~~~

あまりにおいしいお料理に

普段はあまり飲まない

日本酒（地酒）なんかもお願いしました！笑

至れり尽くせりの旅館のサービスにご満悦の私は

食後にほろ酔い気分のまま

少しお散歩しました。

空気がきれいすぎて深呼吸したらむせました。笑

旅館の本館にはカラオケルームやダーツバー、

お決まりの卓球に、ビリヤードまでありました。

家族で楽しそうに卓球をしてる姿をみて

ﾎｯｺﾘ(*ﾉωﾉ)眺めていたら

「一緒にどうですか？」

と誘われました！

さすがに

New　Challenger！

にはなれませんでした(;´･ω･)

丁重にお断りして

お部屋に戻ろうして本館を出て別館（部屋のある旅館）に

向かって歩いていた時です。

唐突に

運命の輪が回りだす・・・・。

どくんっ♪

心臓の音が聞こえた気がしました。

山道へつながる道の先に

物陰が見えて、

私を誘うようにすーっと消えたんです。

気が付いたら、駆け出してました。

慣れない下駄をカラカラと音を立てながら

あたりから明かりは消えて、

真っ暗

月明りだけが頼り

小さな声で

「ねぇー」

「ぉーーーーーぃ！」

怖いくらいに無音の中

私の小さなささやき声がこだましました。

まるでトトロの森に迷い込んだサツキのように

ワクワクしてたんだけど

山道の先は本当に真っ暗で

これ以上はさすがに危険だと判断。

引き返すことに・・・

結構歩いたみたいで旅館が

小指ほどの大きさに見えていました。

「運命の出会い・・・か・・・」

なんどもつぶやいたような気がします。

からんころん♪

下駄の音が素敵な音色で

私という存在をこの静寂な世界に

アピールしているかのように

誰もいない夜道に響き渡りました。

お部屋に戻ると

なんと時間はもう23時を過ぎてしまっていました。

時間も忘れて、浴衣のまま夜道をさまよっていたんです。

そう

それは

まるで

ゾンビのように・・・。笑

お部屋に戻ると

きっちりお部屋の真ん中に敷かれたお布団。

「もう寝よう！」

と思ってお布団に入るも、なかなか寝付けず

窓際の椅子に腰かけて月を見てました。

今日の楽しかった思い出や、

出会えなかった悔しさがよみがえって

涙がぽろぽろ落ちてきました。

これは悲しい涙とかじゃなくって

感動の涙

夢で見た出会いが実現に起こると信じて

思い付き一発で

東京から金沢まで旅に出た私自身をほめてあげたくて

市場の威勢のいいおじちゃんにおばちゃん

バスでのおばちゃん連合や添乗員のお姉さん

柴犬

旅館の中居さん

卓球を誘ってくれた暖かいご家族のかた

そしてとってもおいしかった料理と

全ての出会いに

心から感謝した時

涙が止まらなく流れた。

泣きながら

笑った。

満月が涙でぼやけていくのが分かった。

私は泥のように眠った。

翌朝・・・

中居さんに見送られて送迎バスで金沢駅へ。

新幹線までの時間、駅弁を物色。

東京へ帰ります。

「またくるぜーーー！金沢！！！」

景色がどんどん

都会に変わっていく。

なんかすっごく寂しい気分になりながら

東京まで約2時間ちょっと

東京に着いた私はなんとなく

諦めきれずに

ふと入った

行き慣れたお店

どくんっ♪

どっくん♪

あぁ・・・・あ・・・ぁあ

夢にまでみた