東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月13日 本日の見出し
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米中通商協議、英総選挙などのリスク要因が後退。
日経平均株価は上値を追い2万4,000円を突破。
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■本日の相場概況
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『国内』
13日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比598円29銭高の2万4,023円10銭と大幅続伸。
米中が一部の関税引き下げと
15日の追加関税の発動で合意したと伝わり、
年初来高値を更新、大きく上昇する展開となりました。
また、「英国の下院総選挙でジョンソン首相の
与党・保守党が過半数の議席を押さえた」との報道も
海外情勢の不透明感が薄れるとして安心感につながり
心理的節目である2万4,000円を上回って終了。
米中通商協議が進展したことで中小型株にも買いが向かい、
日経ジャスダック平均は小幅反発、
内需株から景気敏感株に資金が向かったことで
東証マザーズ指数は続落しています。
『海外』
13日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
米国が発動済みの対中制裁関税を一部緩和すると伝わり、
米中摩擦による中国景気の下押し懸念が和らいだことで
買いが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円61~62銭と円安に傾倒。
米中通商協議、英総選挙というリスク要因が後退したことで
リスクを回避する目的で買われやすい円には売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
米、欧のリスク要因が同時に後退し、
日経平均株価は年初来高値を更新。
内需株から景気敏感株に資金が向かったことで
マザーズ指数は下落していますが、
来週以降は出遅れとして物色されてくる期待もできるでしょう。
一方で、ここまで一気に上昇してしまうと利益を確定して、
年内は手仕舞うとする投資家も多いと見ているため
高値掴みには注意が必要です。
銘柄が循環物色されていくということを念頭に置き、
出遅れを中心に狙っていくと
安定的な利益につながりやすいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,132.05 (+220.75)
・ナスダック:8,717.318 (+63.267)
・S&P500:3,168.57 (+26.94)
・為替 ドル円:109.55-109.56(+0.91)
『国内』
・日経平均株価:24,023.10(+598.29円)
・TOPIX:1,739.98(+27.15)
・日経ジャスダック平均株価:3,737.39(+2.24)
・東証マザーズ指数:885.27(-7.84)
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■月曜日の予定
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『海外』
中国11月固定資産投資(11:00)
中国11月鉱工業生産(11:00)
中国11月小売売上高(11:00)
米12月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米12月NAHB住宅市場指数(12/17 0:00)
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