東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月10日 本日の見出し
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米国株安を受けて売りが先行する展開に。
米国による対中関税の発動期限などを控え膠着感強まる。
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■本日の相場概況
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『国内』
10日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比20円51銭安の2万3,410円19銭と反落。
前日の米国株安を受けて売りが先行する展開となりました。
中国商務省の任鴻斌次官補は9日の記者会見で、
できるだけ早期に米中双方が納得する
通商合意を得られることを期待すると述べています。
前場に下げ渋ったことで買戻しが入り、
プラスに転換する場面も見られましたが
米国による対中関税の発動期限などを控え、
上値を追うには至らず前日比マイナス圏で引けています。
日経平均株価が方向感に欠ける値動きとなるなか
材料を発表した個別銘柄などに買いが集まったことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は上昇。
『海外』
10日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
中国の2020年の経済運営方針を決める
10日からの中央経済工作会議の結果を見極めたいとして
様子見ムードが強まっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円63~64銭と円安に傾倒。
国内輸入企業などからの円売り・ドル買いが出たものの、
積極的に持ち高を傾ける動きは見られず、膠着感が強まってます。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
今夜の米国株市場は特にイベントがなく、
米中通商協議に関連した報道などがない限り、
明日の日経平均株価は
揉み合い基調となる可能性が高いでしょう。
明日に関しては相場全体か崩れるリスクが薄く、
推奨中銘柄についてはどれも陽線をつけ
続伸に期待ができる状態だったので
売却推奨をお出しませんでしたが、
週後半にかけてはリスクイベントが増えるため
順次売却推奨をお出ししていく予定です。
全体相場には買い材料に不足してきている感もあるため、
適度な売買がリスクヘッジになるかと見ています。
小幅でも利益になっているものは売却し、
まだ出遅れ感のある銘柄や、相場全体の押し目を狙って
回転売買をすすめていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,909.60 (-105.46)
・ナスダック:8,621.827 (-34.702)
・S&P500:3,135.96 (-9.95)
・為替 ドル円:108.61-108.62(+0.05)
『国内』
・日経平均株価:23,410.19(-20.51円)
・TOPIX:1,720.77(-1.30)
・日経ジャスダック平均株価:3,735.06(+13.52)
・東証マザーズ指数:906.21(+0.34)
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■明日の予定
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『国内』
11月企業物価指数(8:50)
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
『海外』
パウエルFRB議長会見
米11月消費者物価指数(22:30)
米11月財政収支(12/12 4:00)
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