東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■12月6日　本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

米主要3指数の上昇を受け買いが先行する展開に。
買い一巡後は米雇用統計発表を控え伸び悩む。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

『国内』

6日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比54円31銭高の2万3,354円40銭と続伸。

前日の米主要3指数が上昇したことで
買いが先行する展開となりました。

日本国内の財政支出が好感され、
普段は日本株になじみのない機関投資家からの
資金流入が増えているとの観測も。

一方で、4日発表のADP全米雇用リポートでは、
非農業部門雇用者数の伸びが市場予想の半分以下にとどまっており、
雇用統計でも想定を大幅に下回る数字が出るとの
リスクが警戒され、後場にかけては伸び悩んで終了しています。

前日の米株式市場を手掛かりに投資家心理が強気に傾き
材料を発表した銘柄などに物色の矛先が向いたことで
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸。

『海外』

6日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。

部分合意を目指している米中貿易協議や、
来週にかけて発表の貿易統計など11月の中国経済指標を見極めようと様子見ムードが強く、
前日の終値を挟んで小幅な値動きとなりました。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円66～67銭と円高に傾倒。

英国の欧州連合（EU）からの「合意なき離脱」への懸念が後退し
ポンドやユーロが対ドルで買われた流れを引き継ぎ、
円に対してもドル売りが優勢となりました。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■来週の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

アナリストのKanonです。

来週日曜日15日には米国による
対中関税第4弾の発動期限が控えています。

現在の株式市場では
発動が延期もしくは回避されるとのシナリオを織り込んで
売買がなされていますので
万が一、発動となれば相場下落は免れないでしょう。

そのため、米中通商協議に関するヘッドラインに左右されながら
上下に振れる相場展開が続きそうです。

関税発動に関する不透明感が払しょくされるまでは
買い増し余力を残して、もしくは短期での売買を
中心にすすめていければと思います。

個別では、IPOラッシュが始まります。

新規上場が続くことによりマザーズ指数が上昇し、
個人投資家による中小型株の物色が活性化する期待もできるでしょう。

来週から月末にかけて2～3日程度の
短期目線の銘柄推奨も行う予定ですので、、
時間に余裕がある方は是非お取組みをご検討ください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

『海外』

・NYダウ：27,677.79　（+28.01）

・ナスダック：8,570.701　（+4.029）

・S&P500：3,117.43　（+4.67）

・為替　ドル円：108.68-108.69（-0.20）

『国内』

・日経平均株価：23,354.40（+54.31円）

・TOPIX：1,713.36（+1.95）

・日経ジャスダック平均株価：3,711.31（+10.49）

・東証マザーズ指数：911.09（+8.72）

┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■月曜日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━

『国内』

10月経常収支（8:50）
7-9月期GDP確定値（8:50）
11月景気ウォッチャー調査

～～～～～～～～～～～～～
LINEにて相談受付中！
～～～～～～～～～～～～～