東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月5日 本日の見出し
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米中通商協議に関する過度の懸念が後退し買い先行。
買い一巡後は様子見ムードの強い展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
5日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比164円86銭高の2万3,300円09銭と反発。
前日の米国株市場で主要3指数が反発した流れを受け継ぎ、
買いが先行する展開となりました。
また、日本政府による経済対策への期待感も相場の下支えに。
しかし、米中協議を巡るヘッドラインで
相場が上下に振れるリスクが意識されており、
買い一巡後は様子見ムードが強まり、揉み合基調となりました。
米中対立への懸念がやや後退したことで
景気敏感株などに押し目買いが入り日経ジャスダック平均は続伸。
一方で、東証マザーズ指数は
利益を確定する売りに押され、続落しています。
『海外』
5日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
米中対立への過度な懸念が後退したことで買いが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円84~85銭と円安に傾倒。
米中貿易協議に対する先行き不透明感が和らいだことを受けて
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は、直近上昇基調を強めていた銘柄に
利益を確定する売りが目立ちました。
日経平均株価のチャートを見ると
節目である25日線をぎりぎり維持している状態です。
米中通商協議に関する懸念が後退したのにもかかわらず
反発が鈍く、投資家の買い意欲の低下が感じられますので、
相場の先行きには少し注意が必要でしょう。
年末で換金売りが出やすい面もあり、
あまり調子のよくない銘柄は
ずるずると下げ基調になってしまう可能性も。
個別物色の対象が変わりやすい、
相場の一旦の節目との印象も受けますので
調子の悪くなった銘柄は売却を推奨していく予定です。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,649.78 (+146.97)
・ナスダック:8,566.672 (+46.029)
・S&P500:3,112.76 (+19.56)
・為替 ドル円:108.80-108.85(+0.35)
『国内』
・日経平均株価:23,300.09(+164.86円)
・TOPIX:1,711.41(+8.14)
・日経ジャスダック平均株価:3,700.82(+0.29)
・東証マザーズ指数:902.37(-10.29)
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■明日の予定
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『国内』
10月毎月勤労統計(8:30)
10月家計調査(8:30)
10月景気動向指数(14:00)
『海外』
米11月雇用統計(22:30)
米10月消費者信用残高(12/7 5:00)
非加盟国を含めたOPECプラス会合
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