東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月3日 本日の見出し
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米主要3指数の下落や為替の円高傾倒を嫌気し売り先行も、
押し目を狙った買いが入り下げ幅を縮小して終了。
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■本日の相場概況
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『国内』
3日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比149円69銭安の2万3,379円81銭と反落。
寄り付きでは米主要3指数の下落や、
ドル円相場の円高傾倒を嫌気した売りが先行し、
下げ幅が前日比で340円を超える場面も見られましたが、
25日線を維持したことで売り方の買い戻しも入り
下げ幅を縮小して終了しています。
上海などアジア株が底堅く推移したことも
投資家心理の支えとなりました。
直近上がっていた銘柄に利益を確定する売りが出ましたが
材料を出た銘柄に資金が流入したほか
押し目を拾う動きも見られ
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は上昇しています。
『海外』
3日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
中国側が米国への対抗措置として
中国版「(信頼できない企業を掲載する)エンティティー・リスト」を
発表するとの報道を受け、米中貿易協議の先行き不透明感が強まりました。
一方で、時価総額上位株の一角には
値ごろ感を意識する買いが入り、下値は限定的となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円18~19銭と円高に傾倒。
米経済指標をきっかけに米主要3指数が下落、
米中協議の先行き不透明感も重しとなり、
リスクオフの円買いが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は売りが加速することなく、
底堅い値動きとなりました。
前日の米主要経済指標発表後の値動きは
アルゴリズム的な先物売りが加速した面もあり、
実際の投資家心理はそこまで悪化していない模様です。
新興市場の指数がプラスで引けているのもその証拠ですね。
今週は、明日に米11月ADP全米雇用リポートや、
ISM非製造業指数、6日(金)に米11月雇用統計など
主要経済指標の発表を控えているため気は抜けませんが、
米年末商戦の出足は好調とも伝わってきています。
各経済指標が投資家に安堵感を与える内容となれば、
日経平均株価が再び上値を追う原動力になる期待もできるでしょう。
年末株高への期待は続いていますので、
米中協議の動向には注意しつつ、落ち着いて、
押し目を買いで狙っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,783.04 (-268.37)
・ナスダック:8,567.987 (-97.484)
・S&P500:3,113.87 (-27.11)
・為替 ドル円:109.17-109.18(-0.42)
『国内』
・日経平均株価:23,379.81(-149.69円)
・TOPIX:1,706.73(-7.76)
・日経ジャスダック平均株価:3,689.81(+4.27)
・東証マザーズ指数:915.32(+3.81)
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■明日の予定
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『国内』
11月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
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