東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■12月2日 本日の見出し
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中国指標の改善を好感し、上値を追う展開に。
年初来高値が近づいた場面では利益を確定する売りも。
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■本日の相場概況
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『国内』
2日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比235円59銭高の2万3,529円59銭と反発。
前週末発表の中国の景況感指数が前月から改善し、
拡大と縮小の節目となる50を7ヶ月ぶりに上回ったことで
投資家心理が改善、買いが先行する展開となりました。
米クリスマス商戦が好調な形で始まったことも好感されています。
ただ、米中関係の先行き不透明感から
年初来高値に近づいた場面では利益を確定する売りも見られました。
新興市場でも好業績の銘柄を中心に物色され
日経ジャスダック平均は続伸。
ただ、足元で上昇基調を強めていた
銘柄には利益を確定する売りも見られ
東証マザーズ指数は反落しています。
『海外』
2日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が
政府版と民間版の両方で前月から改善し、
投資家の買い安心感につながりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円69~70銭と円安に傾倒。
中国の景況感が改善し、
「低リスク通貨」とされる円には売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日経平均株価は
寄り付きから上昇基調を強めましたが、
年初来高値更新が意識される水準では
利益を確定する売りが波及しています。
やはり、年初来高値の更新には、
新たな好材料が必要と言えるでしょう。
今夜発表予定の米サプライマネジメント協会(ISM)
製造業景況感指数が拡大と縮小の境目である50を超えてくれば
日経平均株価が連れ高、一段高となる期待も。
少し気を緩めて買いに入っても
利益が取れてしまう相場となる期待もできますが、
高PERの銘柄は長期保有を前提におかないなど
客観的な視点を忘れずに売買を進めていければと思います。
明日は銘柄推奨を予定しておりますので、
楽しみにお待ちくださいね。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:28,051.41 (-112.59)
・ナスダック:8,665.471 (-39.704)
・S&P500:3,140.98 (-12.65)
・為替 ドル円:109.63-109.64(+0.14)
『国内』
・日経平均株価:23,529.50(+235.59円)
・TOPIX:1,714.49(+15.13)
・日経ジャスダック平均株価:3,685.54(+20.72)
・東証マザーズ指数:911.51(-3.63)
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■明日の予定
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『国内』
11月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
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