東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■11月21日 本日の見出し
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米中通商協議に関する報道を材料に乱高下。
日経平均株価は一時400円安となる場面も。
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■本日の相場概況
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『国内』
21日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比109円99銭安の2万3,038円58銭と続落。
本日はかなりボラティリティの高い相場展開となりました。
朝方に米ブルームバーグ通信が関係者筋の話として
「トランプ米大統領が香港人権法案署名する見通しだ」などと報じ
一時は下げ幅を400円超まで拡大。
一方で中国時間が始まってからは、
中国の劉鶴副首相が米中貿易交渉の「第1段階」の合意について
「慎重ながらも楽観的」と述べたとの報道を受けて
買戻しが入り、下げ幅を縮小して終了しています。
CTA(商品投資顧問)などによる
短期的な先物の売買が値動きを主導した面もあるでしょう。
新興市場でもリスクオフの売りが優勢となり、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も下落して終了。
『海外』
21日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
米中貿易協議を巡る不透明感の強まりから
上海市場でもリスク回避の売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円52~53銭近辺と円安に傾倒。
中国の劉鶴副首相の米中協議の
第1段階合意に関する前向きな発言が伝わり、円売りが波及しました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の相場に象徴されるような
ニュースのヘッドラインで上下する展開が、
しばらくは続いていきそうです、
こういった相場展開になってしまうと
短期的な先行きを予測することは
不可能と言わざるを得ません。
しかし、ボラティリティがあるからこそ短期で値幅を狙いやすく、
中長期で見れば相場は上だというシナリオも崩れてはいません。
本日の個別株の値動きを見ていても
株を買いたい投資家の多さを感じさせます。
買いタイミングを何度かに分けたり、
短期で利益を確定するなどのリスクヘッジをしつつ
売買をすすめていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,821.09 (-112.93)
・ナスダック:8,526.732 (-43.926)
・S&P500:3,108.46 (-11.72)
・為替 ドル円:108.55-108.60(+0.12)
『国内』
・日経平均株価:23,038.58円(-109.99円)
・TOPIX:1,689.38(-1.73)
・日経ジャスダック平均株価:3,586.75(-5.65円)
・東証マザーズ指数:879.77(-0.90)
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■明日の予定
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『国内』
10月全国消費者物価指数(8:30)
G20外相会合(名古屋、~11/23)
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