東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■11月15日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長の発言を好感。
米中の合意期待から先物買いが入り、堅調な展開に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
15日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比161円77銭高の2万3,303円32銭と反発。
米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が日本時間15日朝に
米中貿易協議の合意について「近づいている」などと発言したと
米メディアが伝えことが投資家心理を改善させています。
香港ハンセン指数が上昇したことも追い風に
先物主導で上げ幅を拡大する展開となりました。
足元の主力株の上昇に出遅れていた
中小型株、内需関連銘柄にも物色の矛先が向き、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
15日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。
香港では政府への抗議活動が平日も続いていますが、
米中協議の進展期待を支えに堅調な展開となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円57~58銭と円高に傾倒。
昨夜のNY市場では米中貿易協議の先行きが懸念され円には買いが優勢となりましたが、
クドロー委員長の発言を受けて、少し円安方向に戻しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
本日はクドロー委員長の発言を機に買いが集まる展開に。
しばらくは米中関連のニュースに左右されながら
乱高下する相場展開が続きそうです。
一方で、新興市場、内需株などへの
資金流入が見られていることは良い傾向。
好業績の出遅れ銘柄を選別していけば
利益を取りやすい相場展開が続くと見ています。
また、今夜には米10月鉱工業生産、小売売上高の発表を控えます。
FRBが利下げの打ち止めを示唆するなかで
低調な指標発表があれば株価調整のきっかけとなりやすいので
注目・注意していければと思います。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:27,781.96 (-1.63)
・ナスダック:8,479.017 (-3.084)
・S&P500:3,096.63 (+2.59)
・為替 ドル円:108.57-108.58(-0.17)
『国内』
・日経平均株価:23,303.32円(+161.77円)
・TOPIX:1,696.67(+12.27)
・日経ジャスダック平均株価:3,557.57(+11.50円)
・東証マザーズ指数:853.63(+2.07)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■月曜日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
10月首都圏マンション販売(11:30)
『海外』
米11月NAHB住宅市場指数(11/19 0:00)
米9月対米証券投資(11/19 6:00)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~