東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月31日 本日の見出し
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米FOMCを無難に通過したことで買いが優勢に。
足元で上昇基調だった銘柄には利益を確定する売りも。
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■本日の相場概況
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『国内』
31日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比83円92銭高の2万2,927円04銭と反発。
米FOMCを無事通過したことで、
投資家心理が改善し買いが優勢となりました。
ただ、足元で上昇基調だった銘柄には
利益を確定する売りも見られています。
日銀は31日まで開いた金融政策決定会合で
政策の現状維持を決めましたが
想定内との受け止めが多く相場への影響は限定的です。
材料を発表した銘柄に買いが入り、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も上昇しています。
『海外』
31日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
1~9月期決算が低調だった銘柄などに売りが出て、
相場の重荷となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円65~66銭近辺と円高に傾倒。
30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が
当面の利上げを否定したことで30日の米金利が低下し、
円買いにつながりました。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
米利下げが打ち止めになったことで
今後は円安方向での為替の推移が想定されますので、
日本株市場は引き続き堅調さに期待ができます。
ただし、金融緩和を背景に
バリュー株が買われる流れには一服感も出てきているので、、
今後は経済指標や企業業績などの
ファンダメンタルズ面をシビアに見極めていく必要があるでしょう。
明日夜には米10月ISM製造業景気指数、雇用統計などを控えます。
パウエルFRB議長も指標が弱ければ
「柔軟に対応する」としていますし、
過度には懸念する必要はありませんが
買いタイミングを数日に分ける、
上昇したら半分利益を確定するなどの
リスクヘッジは行っていただければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,186.69ドル (+115.27)
・ナスダック:8,303.975 (+27.124)
・S&P500:3,046.77 (+9.88)
・為替 ドル円:108.67-108.68(-0.18)
『国内』
・日経平均株価:22,927.04円(+83.92円)
・TOPIX:1,667.01(+1.11)
・日経ジャスダック平均株価:3,510.68(+4.67円)
・東証マザーズ指数:873.98(+3.96)
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■明日の予定
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『国内』
9月完全失業率(8:30)
9月有効求人倍率(8:30)
10月新車販売台数(14:00)
10月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
ラガルド氏がECB総裁へ就任
米10月雇用統計(21:30)
米10月ISM製造業景気指数(23:00)
米 9月建設支出(23:00)
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