東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■10月4日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
円高進行が重しとなったものの、
米利下げや米中貿易協議への期待からプラス圏で終了。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
4日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比68円46銭高の2万1,410円20銭と反発。
前日に米国で発表された9月の非製造業景況感指数は
2016年8月以来の低水準となり
米景気の減速感が鮮明になったことで
円高が進行し、日本株の上値の重しとなってます。
ただ米利下げ観測や、
来週の米中貿易協議への期待感は相場の支えに。
日銀によるETFの買い入れ観測もあり、
プラス圏に浮上して終了となりました。
前日までの続落を受けて自律反発を狙った買いが集まり
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反発しています。
『海外』
4日午前の香港株式市場でハンセン指数は反落。
香港では3日夜も一部地域でデモ隊が抗議活動を実施して警官隊と衝突し、
デモの長期化による経済的な影響が警戒されたことから
週末を前に持ち高調整の売りが出ています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円82~83銭近辺と円高に傾倒。
米国の景気懸念や利下げ観測が円相場の支えとなっています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■来週の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
来週は、10日~11日まで
米中閣僚級の通商協議の開催が予定されています。
米中貿易問題に関連したヘッドラインに
相場が左右される可能性が高いですが、
米経済指標が低調だっただけに
トランプ米大統領がポジティブな発言をする
いわゆる「トランププット」が発動する期待も。
押した場面を狙って積極的に買い付けていきたいです。
米利下げ観測により為替は円高方向で推移しやすいので、
輸出関連株は売り、内需関連は買いで考えていきましょう。
また、個別銘柄ではノーベル賞の発表が続くため
バイオ関連銘柄へ思惑買いが
波及しやすいとして注目していきたいです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:26,201.04ドル (+122.42)
・ナスダック:7,872.265 (+87.0199)
・S&P500:2,910.63 (+23.02)
・為替 ドル円:106.79-106.80(-0.42)
『国内』
・日経平均株価:21,410.20円(+68.46円)
・TOPIX:1,572.90(+4.03)
・日経ジャスダック平均株価:3,379.93(+12.68円)
・東証マザーズ指数:870.49(+11.02)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■月曜日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
8月景気動向指数(14:00)
『海外』
ノーベル医学生理学賞発表
米8月消費者信用残高(10/8 4:00)
休場:香港、中国
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~