東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■10月1日 本日の見出し
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米中対立への過度な懸念が後退し買戻しが優勢に。
消費増税実施で国内景気にも注目。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
米中貿易摩擦に関する懸念が後退したことで
本日は買いが優勢となりそうです。
ただ、今月の米中閣僚級協議を前に、
様子を見たいとして上値は追いにくい面も。
本日は8時50分に日銀が9月の
全国企業短期経済観測調査(短観)を発表する見通しです。
世界で製造業の景況感が低迷するなか、
設備投資計画が下方修正されれば、
機械など関連株には重荷となる可能性も。
また、今日から消費税率が10%に引き上げられることもあり
国内景気の先行きにも注目が集まりそうです。
国内景気の不透明感が強まるなかでも
好業績が予想される銘柄には買いが集まりやすいと見ているため
着目して取り組んでいければと思います。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
30日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比101ドル05セント高の2万6,921ドル30セントと反発。
「米国市場に上場している中国企業の上場廃止を
米政権が検討している」との先週の報道を米財務省報道官が否定し、
米中対立激化懸念が後退したことで投資家心理が改善しています。
貿易交渉を担当するナバロ大統領補佐官も
30日のインタビューで「報道の内容の半分以上が不正確」などと述べ、
市場の安心感を誘いましたが、
貿易摩擦の先行き不透明感は消えず一段の上値は追えずに終了。
JPモルガンがスマートフォン「iPhone」の出荷見通しを引き上げた
アップル株の上昇も支えとなり
ナスダック総合株価指数も反発しています。
『為替』
30日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円05~15銭と円安に傾倒。
ユーロ圏の金融緩和観測などを背景にユーロ売り・ドル買いが優勢となり、
円売り・ドル買いに波及しています。
『日経平均先物』
30日のシカゴ日経平均先物12月物は前週末比160円高の2万1,865円と反発。
米中関係の悪化懸念が薄れ、投資家心理が上向いたことや
円安を材料に買いが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,916.83ドル (+96.58)
・ナスダック:7,999.338 (+59.711)
・S&P500:2,976.74 (+14.95)
・為替 ドル円:108.07-108.08(+0.22)
『国内』
・日経平均株価:21,755.84円(-123.06円)
・TOPIX:1,587.80(-16.45)
・日経ジャスダック平均株価:3,379.39(-3.41円)
・東証マザーズ指数:876.00(-5.67)
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■本日のイベント
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『国内』
8月完全失業率(8:30)
8月有効求人倍率(8:30)
9月日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
9月軽自動車新車販売台数(14:00)
10年国債入札
消費税率を10%へ引き上げ実施
『海外』
中国建国70周年祝賀行事
米9月ISM製造業景気指数(23:00)
米8月建設支出(23:00)
休場:中国(~10/7)、香港
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■本日決算発表
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キユーピー、ダイセキ、ダイセキソリュ、
アヲハタ、日フイルコン、フロイント、
キユソー流通
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■本日の注目銘柄
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・【3911】Aiming
利確売りが一巡し、見直し買いに期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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