東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月27日 本日の見出し
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トランプ米大統領の弾劾問題が懸念されているほか
円高やアジア株安が重荷となり軟調な展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
27日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比169円34銭安の2万1,878円90銭と小幅反落。
トランプ米大統領の弾劾問題が懸念されているほか
10月1日の中国の国慶節(建国記念日)を前に、
来週にかけて香港政府への抗議活動が活発化しそうだといい、
香港・ハンセン指数をはじめアジアの主要株式指数が軟調に推移。
日本株市場でも投資家心理が弱気に傾きました。
欧州中央銀行(ECB)の追加緩和への思惑もあり
円高・ドル安が進んだことも重荷に。
東証1部の主力銘柄が下落したことが投資家心理を冷やし、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も反落して終了。
『海外』
27日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数はほぼ横ばい。
来週以降に国慶節(建国記念日)の大型連休を控えており、
方向感に乏しい展開と展開となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円67~68銭近辺と円高に傾倒。
アジア各国・地域の株式相場が下落するなど、
運用リスクを回避する動きが広がり、
低リスク通貨とされる円には売りが優勢となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は上値の重さを嫌気した売りが出ており、
軟調な相場展開となりました。
来週は国内・海外で重要経済指標の発表が続くため
指標の内容によっては世界の減速感が意識される可能性があり
注意が必要でしょう。
10月にかけて米中関連のニュースに
相場が左右される可能性もありますので、
買値付近で揉み合っているような銘柄は
一旦撤退しておいた方がいいと見ています。
一旦調整局面を迎えたとしても
年末に向けて再度上昇を試す期待はできるため
相場の下げ止まりを見極めて
再び大きく仕込んでいければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,891.12ドル (-79.59)
・ナスダック:8,030.661 (-46.723)
・S&P500:2,977.62 (-7.25)
・為替 ドル円:107.77-107.78(+0.09)
『国内』
・日経平均株価:21,878.90円(-168.34円)
・TOPIX:1,604.25(-19.02)
・日経ジャスダック平均株価:3,382.80(-11.73円)
・東証マザーズ指数:881.67(-4.57)
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■月曜日の予定
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『国内』
日銀金融政策決定会合の主な意見(9/18~9/19開催分)
8月商業動態統計(8:50)
8月鉱工業生産(8:50)
8月住宅着工統計(14:00)
『海外』
中国9月製造業PMI(10:00)
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