東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月20日 本日の見出し
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日米金融政策イベントを無事通過し、買いが先行。
後場にかけては手仕舞い売りも見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
20日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比34円64銭高の2万2,079円09銭と反発。
日米金融政策イベントを無難に通過した安心感から
堅調な展開が続き、買いが先行して始まりました。
26日に9月末の配当の権利付き最終売買日を控え、
機関投資家による配当再投資の買いへの思惑も支えに。
ただ、テクニカル面に過熱感があることや
3連休を控えることから後場にかけては手仕舞い売りも見られました。
東京市場の主力株が上昇したことで新興市場でも投資家心理が改善し、
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数も続伸して終了。
『海外』
20日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続伸。
中国人民銀行が寄り付き直後に実質的な利下げに踏みきり、
政府による景気下支え期待が高まっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円84~85銭近辺と円高に傾倒。
米中貿易協議を巡る不透明感から円買いがややゆうせいとなりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
世界的な金利上昇にも一服感が出てきており、
金融株など割安株の上昇にはそろそろ一巡感があります。
仕込んでいただいている、
ハイテク株の買い、金融株の売りなどは
週明けの利益確定を狙えればと思います。
また、10月初旬に米中間の閣僚級貿易協議が予定される中で、
検討が取り沙汰される「暫定合意」など
一定の進展がみられるか注目が集まっています。
これまで米中貿易交渉については
期待で上がって失望で売られたことが多く
来週は警戒感から膠着感の強まる展開が想定されるでしょう。
銘柄選別が大事になってきますし、
10月以降に米中に関するニュースや消費増税をきっかけに
相場が多少崩れる可能性もありますので、
早めの利益確定、値動きの少ない銘柄の
撤退を進めていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,094.79ドル (-52.29)
・ナスダック:8,182.879 (+5.487)
・S&P500:3,006.79 (+0.06)
・為替 ドル円:108.01-108.02(-0.03)
『国内』
・日経平均株価:22,079.09円(+34.64円)
・TOPIX:1,616.23(+0.57)
・日経ジャスダック平均株価:3,369.97(+4.39円)
・東証マザーズ指数:863.98(+15.69)
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■月曜日の予定
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『国内』
8月消費者物価指数(8:30)
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