東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月19日 本日の見出し
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FOMCを無事通過し買い先行後は揉み合う展開に。
日銀金融政策決定会合の影響は軽微か。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのkanonです。
パウエルFRB議長の講演を好感し、
FOMC通過後のNYダウは小幅高で終了。
ドル円相場も前日比で円安に傾倒しており、
輸出関連銘柄に買いが入りやすく
落ち着いた相場展開の継続が予想されます。
また本日は、日銀が金融政策決定会合の結果を公表する見通し。
市場ではFRBの追加利下げでも
日銀は追加緩和を見送るとの見方が多く、
想定通りなら株式相場への影響は限られそうです。
ただ日経平均株価は高値警戒感もあり、
一段の上値を追うには材料不足として
やや買いが先行した後は揉み合う展開が想定されるでしょう。
しばらくは高値圏での揉み合い相場が予想されるため
個別銘柄の選別が大事になってくると見ています。
動きの悪いものは早めに売却し、
ある程度短期的に回転させていきましょう。
本日は昼頃に新しい銘柄を推奨する予定です。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
18日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比36ドル35セント高の2万7,147ドル15セントと続伸。
米連邦準備理事会(FRB)が
米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内と来年の利下げ停止を示唆し、
結果発表後にダウ平均は一時は211ドル下落。
ただ、会合後の記者会見でパウエルFRB議長が
「(米経済の成長維持に向け)適切に行動する」と繰り返し発言し、
追加利下げを否定しなかったと好感されたため
引けにかけて上げに転じて終了しています。
短期金利への上昇圧力の高まりに対応し、
パウエル議長が保有資産の
自然な拡大を容認する可能性を示したことも好感されました。
FOMCの結果発表後に売られたものの、
パウエルFRB議長の講演を好感して値を戻し
ナスダック総合株価指数は小幅安で終了しています。
『為替』
18日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円40~50銭と円安に傾倒。
18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示された委員らの金利見通しが
市場が想定していたほど金融緩和に前向きなハト派的ではなかったとして、
追加の金融緩和の期待が後退し、円売りが優勢となりました。
『日経平均先物』
18日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比55円高の2万1,910円と続伸。
パウエル米連邦準備理事会(FOMC)議長が記者会見で
金融緩和に柔軟な姿勢を示したことが好感されています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,147.08ドル (+36.28)
・ナスダック:8,177.392 (-8.624)
・S&P500:3,006.73 (+1.03)
・為替 ドル円:108.40-108.41(+0.21)
『国内』
・日経平均株価:21,960.71円(-40.61円)
・TOPIX:1,606.62(-7.96)
・日経ジャスダック平均株価:3,353.21(+1.22円)
・東証マザーズ指数:845.22(-4.46)
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■本日のイベント
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『国内』
黒田日銀総裁会見
7月全産業活動指数(13:30)
『海外』
米4-6月期経常収支(21:30)
米9月フィラデルフィア連銀景況感指数(21:30)
米8月景気先行指数(23:00)
米8月中古住宅販売(23:00)
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■本日の注目銘柄
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・【4388】エーアイ
9月13日に上期経常利益を2.3倍上方修正。
1,600円付近を支えとして上向かう展開に期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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