東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月13日 本日の見出し
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米中貿易摩擦の緩和や各国の金融政策への期待で、
買いが加速、2万2,000円に迫る場面も見られる。
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■本日の相場概況
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『国内』
13日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比228円68銭高の2万1,988円29銭と続伸。
米中の融和ムードが強まるなど環境が好転したところで、
海外市場に対して出遅れている日本株を
外国人投資家が買い戻そうとする動きが活発化しています。
欧州中央銀行(ECB)が3年半ぶりの金融緩和に踏み切り、
円安・ドル高が進んだことが投資家心理の支えに。
また、米ブルームバーグ通信などが
「トランプ大統領は12日、中間所得層を対象とする減税を計画しており、
今後1年間に公表するだろうと述べた」と報じたことも好感されました。
売り材料が見当たらないことから売り方の買い戻しも加速し、
節目となる2万2,000円に迫る場面も見られましたが、
この水準では持ち高整理の売りも出て揉み合い基調に。
好材料を発表した銘柄を中心に買いが優勢となり、
日経ジャスダック平均は小幅続伸、
内需株はやや軟調で東証マザーズ指数は反落しています。
『海外』
13日は中国(上海・深?)と台湾、韓国が休場。
米中の歩み寄りへの期待から買いが優勢となり、
13日午前の香港株式市場でハンセン指数は反発しています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=108円14銭近辺と円安に傾倒。
米中の貿易協議が進展するとの観測から、
投資家が運用リスクを取りやすい雰囲気が広がり、
「低リスク通貨」とされる円には売りが先行しました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
急速に上げ足を速めている日経平均株価。
特に売り込むような材料もないため、
もうしばらくは堅調な相場展開が続きそうです。
米中問題については来月に米中協議の再開を控えるため、
ポジティブな話題が今月中は続きやすいでしょう。
ただ、来週は17-18日にFOMCが控えているため、
好材料出尽くしで多少の調整は考えられます。
指数連動型の銘柄、景気敏感株については
少しずつ利益を確定していただいて、
大して上がっていない新興株などは
様子見で保有を続けていくのがいいかと見ています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:27,182.45ドル (+45.41)
・ナスダック:8,194.467 (+24.789)
・S&P500:3,009.57 (+8.64)
・為替 ドル円:108.02-108.03(+0.12)
『国内』
・日経平均株価:21,988.29円(+228.68円)
・TOPIX:1,609.87(+14.77)
・日経ジャスダック平均株価:3,349.14 (+3.32円)
・東証マザーズ指数:847.78(-7.33)
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■火曜日の予定
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『国内』
8月首都圏マンション販売(13:00)
『海外』
独9月ZEW景況感指数(18:00)
FOMC(~9/18)
米8月鉱工業生産(22:15)
米9月NAHB住宅市場指数(23:00)
米7月対米証券投資(9/18 5:00)
《米決算発表》
アドビシステムズ、フェデックス
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