東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■9月5日 本日の見出し
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米中が10月初めにワシントンで通商協議を開催することで合意。
リスクオフの動きが修正され、上げ幅を拡大する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
5日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比436円80銭高の2万1,085円94銭と大幅続伸。
香港での情勢改善や、
英国の欧州連合(EU)からの「合意なき」離脱回避に
関するニュースなど好材料が続いたことが好感され
買いが大きく先行する展開となりました。
NY連銀のウィリアムズ総裁が、
米景気減速の回避に向け「適切に行動する」
用意があると表明したことも材料視されています。
さらに前場中には、中国と米国が10月初めに
ワシントンで通商協議を開催することで合意したと
中国商務省が明らかにし、上げ幅を拡大。
円安も好感されショートカバーが活性化、
約1ヶ月ぶりに2万1,000円を回復して終了しています。
業績先行きへの警戒感が和らいだとの見方から主力株に買いが入り、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反発して終了。
『海外』
5日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続伸。
中国政府による景気刺激策への期待が強まり、
金融株を中心に幅広い銘柄に買いが入りました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円53~54銭と円安に傾倒。
米中摩擦の先行き不透明感がやや後退し、
低リスク通貨とされる円には売りが膨らんでいます。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
好材料が相次ぎ、リスクオフの動きが修正されたことで
日経平均株価は大きく上昇して終了しています。
本日は売り方の買い戻しが中心となった模様で、
景気減速の懸念が拭えない限りは
一段の上値を追うのは厳しい面もありますが、
日経平均株価は明確に底を示した形ですし
当面は落ち着いた相場展開に期待ができそうです。
ただ、明日は米雇用統計発表を控えた週末で、
後場にかけて利確売りも出やすいと見ております。
本日上昇を見せた銘柄については、
明日の前場中に一部でも利益確定していくことを
視野にご検討いただければと思います。
相場の重しとなっていた懸念が後退した現在は
大きく利益を狙っていくチャンスだと見ていますので、
今まで通りに落ち着いて
押し目を狙っての買いを進めていきましょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,355.47ドル (+237.45)
・ナスダック:7,976.880 (+102.722)
・S&P500:2,937.78 (+31.51)
・為替 ドル円:106.47-106.52(+0.24)
『国内』
・日経平均株価:21,085.94円(+436.80円)
・TOPIX:1,534.46(+27.65)
・日経ジャスダック平均株価:3,314.25 (+18.97円)
・東証マザーズ指数:857.27(+13.29)
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■明日の予定
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『国内』
7月家計調査(8:30)
7月毎月勤労統計(8:30)
7月景気動向指数(14:00)
『海外』
米8月雇用統計(21:30)
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