東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■8月30日 本日の見出し
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米中関係の改善期待から主力株に買戻しが入り反発。
個人投資家の押し目を狙った買いも。
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■本日の相場概況
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『国内』
30日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比243円44銭高の2万0,704円37銭と反発。
前日の米国株市場が米中対立の緩和期待から
上昇したことを好感して、
主力銘柄を中心に買いが先行する展開となりました。
上海株をはじめとするアジア主要株が
堅調に推移したことも投資家心理の支えに。
週末を前に売り持ち高を解消する動きが
相場の上げをけん引した面もあるでしょう。
個人投資家の押し目を狙った買いが入り、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は反発して終了。
『海外』
30日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
トランプ米大統領や中国商務省の報道官が
米中の貿易交渉に前向きな姿勢を示したことが好感され、
主力株に買いが入っています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円38~39銭と円安に傾倒。
米中対立の緩和を期待した円売りが先行する展開となりました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日の日本株市場では米中関係の改善を期待した
買い戻しが優勢となりました。
9月1日(日)に米国が対中関税第4弾を発動する見通しですが、
中国政府は「速やかに対米報復措置を発動するつもりはなく、
問題を冷静に解決したい」との意向を示し、
トランプ大統領は関税発動を前に
中国側と対話をする計画を明かしています。
本日の相場上昇は、
関税発動の回避や米中関係の改善の可能性も鑑みた
売り方の買い戻しが先導した面もあるでしょう。
それだけに、ポジティブなニュースもなく、
米国による対中関税が発動されれば
月曜日は再び売りが先行する可能性もございます。
ただし、下値も限定的だと見ておりますので、
下げた場面では積極的に買い入れていっていいでしょう。
また、来週末には米8月雇用統計の発表を予定しますが、
今回の雇用統計がどういった結果であっても
米中摩擦による世界経済の先行き不透明感が払しょくされない限りは、
9月末のFOMCによる利下げが確実視されているため
市場への影響は比較的小さいと見ています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,362.25ドル (+326.15)
・ナスダック:7,973.394 (+116.512)
・S&P500:2,924.58 (+36.64)
・為替 ドル円:106.36-106.37(+0.26)
『国内』
・日経平均株価:20,704.37円(+243.44円)
・TOPIX:1,511.86(+21.69)
・日経ジャスダック平均株価:3,294.46 (+12.36円)
・東証マザーズ指数:841.19(+16.99)
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■月曜日の予定
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『国内』
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
『海外』
休場:米国、カナダ、マレーシア、ベトナム、インド
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