東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■8月27日 本日の見出し
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米中通商協議再開への期待で投資家心理が改善。
ショートカバーが活発化し、買いが先行する展開に。
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■本日の相場概況
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『国内』
27日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比195円04銭高の2万0,456円08銭と反発。
トランプ米大統領が中国から通商交渉再開に向けた
申し入れがあったことを明らかにし、
通商協議を再開する方針を表明したことで
投資家の不安感が後退しています。
米国株式市場の上昇や為替の円安傾倒を受けて、
ショートカバーが活発化し、買いが先行する展開となりました。
中国・上海総合指数が上げ幅を拡大したことも
投資家心理の支えとなっています。
東証一部の主力株に資金が向かったことで
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は続落で終了。
『海外』
27日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は大幅反発。
トランプ米大統領が26日に通商問題を巡る中国との協議を再開する方針を表明し、
米中の制裁関税の応酬がエスカレートすることへの警戒がやや和らいでいます。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=105円73~74銭と小動き。
米中貿易摩擦への懸念がやや和らいだことで
円売り・ドル買いが先行したものの、
日本時間27日午前の時間外取引で米長期金利が低下し、
日米の金利差縮小を意識した円買いも入っています。
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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
本日は、先物や景気敏感株への買戻しが
相場全体を押し上げました。
しかし、トランプ米大統領の不規則な発言に対する
投資家の警戒感は依然として強く、
積極的な買いは限定的、売買も低調なままです。
協議が継続するとはいえ、米国が中国製品に対して
9月1日から追加関税を課す方針は撤廃されていないので、
警戒感は緩めきれない状況です。
どのタイミングで何が出てくるかは
誰にも見極められないような状態ですので、
それを踏まえた上での戦略を立てていくべきでしょう。
日経平均株価2万1,000円付近での買い支えの強さや
日本株の裁定売り残が積みあがっているところを見ると、
下落した局面では積極的に買っていくべきだと見ています。
短期的な利益が期待できるようなものではありませんが、
資金に余裕がある方はやや中長期目線で
割安、大型株などを仕込むのもいいでしょう。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,898.83ドル (+269.93)
・ナスダック:7,853.735 (+101.969)
・S&P500:2,878.38 (+31.27)
・為替 ドル円:105.71-105.72(-0.02)
『国内』
・日経平均株価:20,456.08円(+195.04円)
・TOPIX:1,489.69(+11.66)
・日経ジャスダック平均株価:3,306.44 (-2.51円)
・東証マザーズ指数:852.63(-12.00)
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■明日の予定
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『海外』
韓国を輸出管理の優遇国から除外実施
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