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■8月26日 本日の見出し
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米中関係悪化が懸念されリスクオフの売りが波及。
日経平均株価2万円割れの水準での打診買いが有効か。
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■本日の日本株概況
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前週末23(金)日本時間21時に
中国が対米制裁関税を発動すると発表、
これを受けてトランプ米大統領は中国を非難し、
報復措置をするとツイッターに投稿しました。
その後、NY市場の大引け後にトランプ大統領は
「既に発動している2,500億ドル相当の
輸入品への25%の関税について、税率を30%に引き上げる」と発表し、
「残りの3,000億ドル相当に対する関税率を
従来発表の10%から15%に変更する」と明らかに。
NY市場の大引け後に
関税引き上げについて伝わっているため、
本日新たなポジティブサプライズがない限りは
今夜のNYダウも続落が予想されます。
日経平均株価2万円割れは割安感が強い水準ですので
下げたところを狙うのはいいと見ていますが、
本日は打診買い程度にしておいた方がいいでしょう。
実際、現在の時間外取引では
為替は1ドル=104円台まで円高に傾倒、
日経平均先物は2万円を割れで
為替も先物も節目を割りこんでおり、
本日から明日にかけては下値を模索すると見ています。
大きく売られた銘柄を、下げ止まりを見極めつつ
打診で買い付けていくのが有効でしょうから、
そういった視点で銘柄のご紹介を進めていきます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
23日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比623ドル34セント安の2万5,628ドル90セントと大幅反落。
中国政府が米国の対中報復関税「第4弾」への
報復関税を発表したのに対して、
トランプ米大統領が「中国の関税への対応を講じる」と
ツイッターに投稿し、投資家心理が悪化。
米中貿易摩擦の激化が警戒され、
アップルや建機のキャタピラー、半導体のインテルなど
中国への収益依存度が高い銘柄を中心に売りが波及しました。
一方で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が
23日のジャクソンホールの国際経済シンポジウムで
世界景気減速などの不確実性に言及し、
「米景気拡大を維持するために適切に行動する」と述べたことで、
「追加利下げを示唆した」との見方から買いに繋がり
相場が小幅に上昇する場面も。
半導体関連銘柄に売りが波及したことで、
ナスダック総合株価指数は続落して終了しています。
『為替』
23日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=105円30~40銭と円高に傾倒。
米中貿易戦争への警戒感が改めて意識されたうえ、
米株式相場が急落したのを受けて、
低金利でリスク回避の際に買われやすい円に資金が向かっています。
『日経平均先物』
23日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比410円安の2万0,190円と大幅続落。
米中貿易摩擦の激化懸念が広がり、
米長期金利の逆転で急落した14日以来の下げ幅となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,628.90ドル (-623.34)
・ナスダック:7,751.766 (-239.622)
・S&P500:2,847.11 (-75.84)
・為替 ドル円:104.90-104.91(-1.74)
『国内』
・日経平均株価:20,710.91円(+82.90円)
・TOPIX:1,502.25(+4.19)
・日経ジャスダック平均株価:3,331.92 (-1.57円)
・東証マザーズ指数:879.57(+3.21)
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■本日のイベント
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『海外』
独8月Ifo景況感指数(17:00)
米7月シカゴ連銀活動指数(21:30)
米7月耐久財受注(21:30)
休場:英国、フィリピン
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■本日の注目銘柄
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・【7196】Casa
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