東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社　評判

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■8月20日　本日の見出し
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米中貿易摩擦への警戒感が後退し買いが先行。
買い一巡後は高値圏でもみ合う展開に。

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■本日の相場概況
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『国内』

20日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比114円06銭高の2万0,677円22銭と続伸。

米政府が中国の華為技術（ファーウェイ）の制裁に関して
一部取引の例外措置を延長すると決めたこで、
米中貿易摩擦への警戒感が後退しています。

前日の米国株主要3指数がそろって上昇したため、
外部環境を好感した買いが先行する展開となりました。

半導体関連や電子部品株への買いが目立っています。

買い一巡後は目先の利益を確定する売りも出て
高値圏でもみ合う展開に。

好材料を発表した銘柄を中心に個人投資家の買いが入ったことで、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も続伸しています。

『海外』

20日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅続伸。

中国政府が企業の円滑な資金調達を
下支えしようとする姿勢が好感されています。

『為替』

14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円56～57銭と円安に傾倒。

米中対立に対する投資家の警戒感がやや和らぎ、
円売り・ドル買いにつながっています。

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■明日の日本株見通し
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アナリストのKanonです。

米中通商協議に関しては、トランプ米大統領が近く
中国の中国の習近平国家主席と
電話協議を行う意向を明らかにしています。

両国の対立に解決の糸口は依然として見えず
貿易摩擦問題が長期化する可能性は高いですが、
協議が継続しているほか
両国ともに経済に配慮する姿勢を見せていることは好感でき、
投資家心理の支えとなりそうです。

また、今週末にはジャクソンホール会合を控えますので、
各国の金融政策への期待も引き続き相場の下支えとなるでしょう。

日本についても10月の消費増税を前に、
7月の消費者態度指数が10カ月連続で前月を下回っているため、
政府が景気の下支え策として
大規模な補正予算を打ち出すとの期待も出てきています。

ネガティブなサプライズが新たに出てこない限りは
堅調な展開が続くとして明日の相場を見ていきます。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：26,135.79ドル　(+249.78)

・ナスダック：8,002.812　（+106.818）

・S&P500：2,923.65　（+34.97）

・為替　ドル円：106.47-106.48（+0.07）

『国内』

・日経平均株価：20,677.22円（+114.06円）

・TOPIX：1,506.77（+12.44)

・日経ジャスダック平均株価：3,354.23　（+22.43円)

・東証マザーズ指数：881.63（+16.11）

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■明日の予定
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『国内』

7月訪日外客数（16:00）

『海外』

日中韓外相会談開催予定（中国・北京）
米7月中古住宅販売（23:00）
FOMC議事録（7/30・7/31開催分）
休場:フィリピン