東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■8月16日 本日の見出し
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NYダウの下げ止まりを好感するも
先行き不透明感強く、前日終値付近で揉み合う展開を想定。
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■本日の日本株概況
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おはようございます、アナリストのKanonです。
前日のNYダウ上昇が投資家心理の支えとなりそうですが、
世界景気の減速懸念から戻りを試す展開は想定しにくく、
本日の日経平均株価は
前日終値付近で揉み合う展開を想定しています。
個別では、前日に決算を発表した
画像処理半導体(GPU)大手の米エヌビディアが
時間外取引で上昇しているため、
日本でも半導体関連銘柄は堅調な値動きに期待ができ
全体相場の支えとなりそうです。
本日は上にも下にも動きにくい印象ですが、
日経平均株価もNYダウも前日に安値圏で
下ひげ陽線をつけていることから
一旦の底打ち感がございます。
週明けに市場参加者が戻ってきたら
新たな資金流入にも期待ができるため
前日に下落した銘柄などを
安いところを狙って打診買いしておくのもいいでしょう。
一方で、15日に中国国務院関税税則委員会は
米国が計画している追加関税が
習近平国家主席とトランプ米大統領の合意に反するとして、
報復措置を講じる意向を示していますが、
まだ具体的な内容は出てきていません。
具体的な話が出てくることにより
市場がネガティブに捉える可能性も考えて、
全力買いはせずに、保有株数を
少し軽めにしておくのがいいかと見ています。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
15日のNY株式市場でダウ工業株30種平均は、
前日比99ドル76セント高の2万5,579ドル18セントと反発。
前日にダウ平均が800ドル安と急落した反動で
自律反発狙いの買いが入りました。
7月の米小売売上高が前月比0.7%増と市場予想(0.3%増)を上回り、
米消費の堅調さを裏付ける内容になったことや、
ウォルマートが好決算を発表したことが好感されています。
また、ディフェンシブ関連銘柄の上昇が目立ちました。
一方で、中国政府が15日、
米の対中関税「第4弾」に対する報復措置を取る方針を示し、
米中対立への懸念が強まったことは相場の重荷に。
米10年債や30年債の利回りが一段と低下したことも
投資家心理を冷やし、売り優勢となり場面も見られました。
ハイテク株には前日からの売りが続き、
ナスダック総合株価指数は続落しています。
『為替』
14日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=106円05~15銭と円安に傾倒。
好調な米小売売上高を受けて、円売り・ドル買いがやや優勢となりました。
『日経平均先物』
15日のシカゴ日経平均先物9月物は前日比190円高の2万0,310円と反発。
米株が反発し、日本株にも買いが波及しています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,579.39ドル (+99.97)
・ナスダック:7,766.617 (-7.322)
・S&P500:2,847.60 (+7.00)
・為替 ドル円:106.07-106.08(-0.17)
『国内』
・日経平均株価:20,405.65円(-249.48円)
・TOPIX:1,483.85(-15.65)
・日経ジャスダック平均株価:3,321.44 (-35.52円)
・東証マザーズ指数:853.98(-14.82)
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■本日のイベント
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『海外』
米7月住宅着工件数(21:30)
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■本日決算発表
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総医研、環境管理
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■本日の注目銘柄
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・【6096】レアジョブ
14日に好決算を発表。5日線を支えに上値を追う展開に期待。
※こちらは直近材料が出た銘柄や市場で
注目されている銘柄で買い推奨ではございません。
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