東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■8月2日 本日の見出し
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米中摩擦激化を受けてリスクオフの売りが波及。
為替の円高進行と歩調を合わせて下げ幅を拡大。
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■本日の相場概況
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『国内』
2日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比453円83銭安の2万1,087円16銭と大幅反落。
トランプ米大統領が1日に
対中追加関税の発動を表明したことを受け、
景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが先行する展開となりました。
為替の円高進行と歩調を合わせて下げ幅を拡大し、
一時は節目の2万1,000円を下回る場面も。
一方で、内需関連の一部は小じっかりとした推移を見せ、
相場の下支えとなったほか、
節目となる2万1,000円付近では押し目買いも入り、
下げ幅を縮小して終了しています。
投資家心理が弱気に傾いたことで
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は反落。
『海外』
2日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は大幅続落。
米中摩擦の激化を受けたリスク回避の売りが広がって、
ほぼ全面安となっています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=107円08~09銭近辺と円高に傾倒。
米中摩擦の激化が懸念されたことでリスクを回避する目的の円買いが入り、
106円86銭近辺と6月25日以来およそ1カ月ぶりの高値をつけました。
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■来週の日本株見通し
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アナリストのKanonです。
ドル円相場が円高に傾倒したことが重しとなり、
本日の日経平均株価は下げ幅を拡大する展開となりましたが、
2万1,000円付近を節目として買いが入って終了しています。
本日の下げは限定的で
いい押し目であると見る投資家が多かった模様で、
推奨中銘柄も概ね堅調な推移となりました。
米中摩擦の激化が懸念されるなかで、
日本時間今夜には米雇用統計の発表を予定します。
内容が市場予想より良くなければ、
パウエルFRB議長の発言を受けて追加の利下げ思惑が後退し、
米長期金利が上昇、為替が円安に傾倒した
1日の流れの巻き戻りが進むと見ています。
その場合、株式市場にとっては好材料となりますが、
為替の影響で日本株が出遅れる可能性も。
当面は内需株の好業績銘柄を中心とした
短期での売買で利益を狙っていければと思います。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:26,583.42ドル (-280.85)
・ナスダック:8,111.121 (-64.298)
・S&P500:2,953.56 (-26.82)
・為替 ドル円:107.03-107.06(-2.11)
『国内』
・日経平均株価:21,087.16円(-453.83円)
・TOPIX:1,533.46(-33.89)
・日経ジャスダック平均株価:3,439.42 (-40.09円)
・東証マザーズ指数:892.58(-12.69)
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■月曜日の予定
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『海外』
米7月ISM非製造業指数(23:00)
休場:カナダ
【株式2.0】
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