東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判

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■6月5日　本日の見出し
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パウエル米FRB議長の発言受け利下げ期待強まる。
為替の円高一服も好感し、堅調な展開に。

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■本日の日本株見通し
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前日の米国株は大幅高となりました。

貿易摩擦への懸念後退も多少あるでしょうが、
FRBによる利下げ期待が強まったことが主因だと見ています。

利下げ期待は強まりましたが、
日米金利差縮小を見込んだ円買いよりも
リスクを取るための円売りの方が優勢となり、
為替もやや円安方向で推移しているため、
本日は日本株市場でも買戻しが入りやすいでしょう。

貿易問題に関する好悪材料に揺られる相場は続きそうですが、
FRBによる利下げは9月と12月の年内2回行われるとの見方が多く、
相場の下支えとなりそうです。

世界銀行が2019年の世界の経済成長予想を2.6％に下方修正するなど
世界経済の先行き懸念は根強いものの
この前提が変わらない限りはある程度底堅い推移に期待していいでしょう。

現在シカゴ日経平均先物は2万755円付近で推移しており
2万1,000円を上抜けるのは少々難しい印象もありますが、
堅調な展開が想定されるとして本日の相場を見ていきます。

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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』

4日のNY株式市場で、ダウ工業株30種平均は
前日比512ドル10セント高の2万5,332ドル18セントと大幅続伸。

パウエルFRB議長は4日のシカゴ連銀で開かれた会議で、
「貿易交渉などの問題」に関して
「どのように、またいつ解決するのか分からない」と指摘。

その上で貿易問題の米経済への影響を注視しているとし、
「景気拡大を持続させるために我々は適切な行動をとる」と述べ
必要があれば利下げをする可能性を示唆しました。

利下げへの期待が強まったことで、買いが優勢となりました。

また、中国商務省の報道官が
「貿易摩擦は対話によって解決すべきだ」との声明を出し、
米中協議再開への期待が浮上。

メキシコ製品に対する追加関税についても、
メキシコ政府高官が「移民と貿易問題について
着地点を探せることを期待する」と述べたことが米メディアで伝わり、
貿易摩擦激化への警戒感がやや後退しています。

主要ハイテク株に買戻しが入ったことで
ナスダック総合株価指数は反発して終了。

『為替』

5日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円10～20銭と円安に傾倒。

米株式相場が大幅に上げ、
低金利で投資資金の調達通貨とされる円は売りが先行しました。

『日経平均先物』

4日のシカゴ日経平均先物は前日比265円高の2万0,730円と続伸。

パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が
「景気拡大の持続のため適切な行動を取る」と述べたため
米利下げ観測が広がり米株とともに買いが入っています。

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■主要指数
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『海外』

・NYダウ：25,332.18ドル　(+512.40)

・ナスダック：7,527.117　(+194.098)

・S&P500：2,803.27　（+58.82）

・為替　ドル円：108.20-108.21（+0.16）

『国内』

・日経平均株価：20,408.54円　(-2.34円)

・TOPIX：1,499.09（+0.13)

・日経ジャスダック平均株価：3,305.43円　（+11.00円)

・東証マザーズ指数：872.36　（-0.05)

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■本日のイベント
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『国内』

スマートファクトリーJapan2019（東京ビッグサイト、～6/7）

『海外』

米5月ADP雇用統計（21:15）
米5月ISM非製造業景況指数（23:00）
ベージュブック

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■決算発表
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巴工業、アルチザ、エイケン工業、
フジコーポ、楽天地

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■本日の注目銘柄
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・【3667】enish

ゲーム関連、前日に反発を見せ大幅高に。

・【3937】Ubicom

好業績を背景に上値を追う展開に。

・【3036】アルコニックス

レアアース関連として物色人気化。

※アナリストの注目銘柄、話題株のご案内で
　売買推奨ではございません。

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■株式2.0参加者様へワンポイント！
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おはようございます、アナリストのKanonです。

パウエルプットにより
落ち着きを取り戻した株式市場。

利下げ期待が後退するようなニュースがない限りは、
中期的な株価の下支えになると見ています。

銘柄推奨も進めていきますので
少しずつ買いに入っていきましょう。

日本投資機構株式会社

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