東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■6月11日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米中貿易摩擦の長期化懸念、対メキシコ関税発動で、
投資家心理が悪化し、売りが先行する展開に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
前週末の海外市場でリスク資産が軒並み売られ、
為替は108円台前半まで円高に傾倒。
市場心理が悪化しており、
主力輸出株などに売りが先行する展開が想定されます。
米中交渉が合意に至らなくとも
前進はするとの期待が支えとなっていましたが
ここにきて米中貿易摩擦の長期化を
織り込まざるを得なくなっています。
「トランプ政権が中国からの輸入品
3,000億ドル(約32兆4900億円)相当にも25%の追加関税を発動し、
中国がそれに報復した場合は、
9カ月後にもリセッションが始まる可能性がある」と
モルガン・スタンレーのチーフエコノミストは指摘しています。
加えてメキシコへの関税発動も根耳に水で、
米国へのサプライチェーン寸断が懸念され、新たな売り材料に。
リセッション懸念や、円高傾倒が重荷となり、
下落が想定されるとして本日の相場を見ていきます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■前日の海外概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『NYダウ工業30種平均』
31日のNY株式市場で、ダウ工業株30種平均は
前日比355ドル11セント安の2万4,814ドル77セントと大幅反落。
トランプ米政権は30日に、
不法移民流入へのメキシコの対策が不十分だとして、
6月10日から同国からの全輸入品に5%の追加関税を課すと発表し、
貿易摩擦激化への警戒感から幅広い銘柄に売りが波及しました。
今後の対応次第では最大25%まで高めるとしており、
サプライチェーン(供給網)が寸断され
景気減速へ繋がるとの懸念が強まっています。
相対的に安全資産とされる米国債が買われ、
長期金利が短期金利を下回る「逆イールド」が一段と進んでいます。
メキシコ産原油の価格上昇で需要減少を招く可能性が意識され、
米原油先物期近物も一時約3ヶ月ぶりの安値に。
主力株が軒並み売られたことで、
ナスダック総合株価指数も下落して終了しています。
『為替』
31日のNY外国為替市場で円相場は、1ドル=108円25~35銭と円高に傾倒。
米政府が30日、メキシコに追加関税を課すと発表し、
貿易摩擦の激化が警戒されたことで低リスク通貨とされる円に買いが膨らみました。
31日のシカゴ日経平均先物は前日比520円安の2万0,425円と大幅反落。
米政権の対メキシコ関税導入発表を受け
世界景気の悪化懸念が広がり、米株とともに売られています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:24,815.04ドル (-354.84)
・ナスダック:7,453.148 (-114.568)
・S&P500:2,752.06 (-36.80)
・為替 ドル円:108.23-108.24(-0.54)
『国内』
・日経平均株価:20,601.19円 (-341.34円)
・TOPIX:1,512.28(-19.70)
・日経ジャスダック平均株価:3,339.45円 (-17.90円)
・東証マザーズ指数:904.19 (-0.40)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日のイベント
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
1-3月期法人企業統計(8:50)
5月新車販売台数(14:00)
5月軽自動車新車販売台数(14:00)
『海外』
米5月ISM製造業景況指数(23:00)
米4月建設支出(23:00)
休場:ニュージーランド
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■決算発表
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■株式2.0参加者様へワンポイント!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます、アナリストのKanonです。
リスクオフ方向に相場全体が
本格的に傾きはじめています。
こうなると動きが一巡するまでは、
軟調相場が続くことも想定されるので、
塩漬け株を生まぬよう、
慎重な取引を心がけていただければと思います。
悩むことがあれば何でもご相談くださいね!
【株式2.0】
「株式2.0」公式LINE@
ID:@fib1730i
友だち追加URL:http://nav.cx/igoc3u1
【日本投資機構株式会社】
【信憑性のないクチコミサイトにご注意】
【積み立てNISA】
絶賛発売中!
にほんブログ村>
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村