東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■5月21日 本日の見出し
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ファーウェイとの取引禁止措置の影響が懸念され
ハイテク株中心に売り優勢となり上値の重い展開に。
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■本日の日本株見通し
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前日の米国株市場では華為技術(ファーウェイ)との
取引を停止すると伝わった企業を中心に
収益が悪化するとの懸念が波及し、売りが優勢に。
東京市場でも半導体、中国関連などの銘柄を中心に
売りが先行する展開となりそうです。
ただ、日経平均株価は2万1,000円付近が現在の底と見られているため
同価格帯に近づいた場面では押し目を拾う動きが出やすいほか、
ディフェンシブ関連や米中問題に影響を受けにくい好業績銘柄については
資金の逃げ場として堅調な展開に期待ができます。
また、国内では内閣府が20日発表した
1~3月期の国内総生産(GDP)速報値が
実質ベースで年率2.1%増だったことを受け、
政府・与党の幹部から今年10月の
消費税率10%への引き上げを予定通り実施すべきだとの
声が相次いでいます。
国内GDPの内容をよく見ると内需に陰りが見え、
大規模な自然災害が続発した昨年夏(7~9月期)を除けば
16年末から一貫して増勢が続き、
景気のけん引役を担ってきた企業の設備投資も前期比で0.3%減少。
手放しでは喜べない内容ですが、
実質成長率2.1%増という表面上の数字を見ると消費増税を延期しにくく、
予定通り行われるとの観測が強まっていることは
日本株の売り材料になり得るとして本日の相場を見ていきます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は、
前週末比84ドル31セント安の2万5,679ドル69セントと続落。
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)との
取引を事実上禁じる米政府の措置に対して、
アルファベット(グーグル)が
ファーウェイのスマートフォンに使う基本ソフト
「アンドロイド」の供給を停止する見通しと伝わっています。
アルコム、ザイリンクスなどの半導体企業も、
相次いでサービスや部品の供給を止めると伝わりました。
これを受けて、収益圧迫懸念から
半導体株など取引きの多い銘柄を中心に売りが波及。
アップルについても中国の消費者の間で、
米国製品の不買運動が広がるとの見方が広がっています。
ファーウェイ制裁が米中の報復合戦につながると警戒され、
中国事業の関連銘柄とされるナイキ、スリーエム(3M)、
キャタピラーなどの下落も目立ちました。
一方で、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が
米携帯電話3位のTモバイルUSと同4位のスプリントの
経営統合の承認を委員会に薦める考えを示したと伝わったことで
米携帯電話市場の競争が緩和するとの思惑が強まり
ベライゾン・コミュニケーションズが大幅に上昇、
ダウ平均の支えとなりました。
主力ハイテク株や半導体関連に売りが出たことで
ナスダック総合株価指数も続落しています。
『為替』
20日のニューヨーク外国為替市場で、
円相場は1ドル=110円00銭~10銭と横ばいで終了。
貿易を巡る米中の対立激化への警戒感から米株式相場が下落し、
低金利で投資資金の調達通貨とされる円に買いが先行した一方で、
米長期金利が上昇したのを受け
日米金利差が拡大するとの観測から円売りも出て伸び悩んでいます。
20日のシカゴ日経平均先物6月物は前週末比80円安の2万1,145円と続落。
米中貿易勝の激化懸念が広がり米株ととも売りが優勢となりました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,679.90ドル (-84.10)
・ナスダック:7,702.375 (-113.910)
・S&P500:2,840.23 (-19.30)
・為替 ドル円:110.06-110.07(-0.05)
『国内』
・日経平均株価:21,301.73円 (+51.64円)
・TOPIX:1,554.92(+0.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,364.30円 (-4.67円)
・東証マザーズ指数:880.79 (-10.17)
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■本日のイベント
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『国内』
4月首都圏マンション発売(13:00)
4月訪日外客数(16:00)
『海外』
米4月中古住宅販売(23:00)
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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おはようございます、アナリストの石塚です。
本日は売りが先行する展開となりそうですが、
日経平均株価の2万1,000円割れは考えにくいでしょう。
同価格帯まで下落した場面では
銘柄を買いに入ることも視野に検討ください。
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