東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月19日 本日の見出し
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米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢強まる。
配当の権利を狙った買いが相場の支えに。
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■本日の相場概況
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『国内』
19日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比17円65銭安の2万1,566円85銭と小幅反落。
外部環境に大きな変化のない中で
日本株は連騰の反動で利益確定売りが先行する展開となりました。
小幅ながらプラス圏で推移する場面も見られましたが
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、
終日を通して方向感に欠け、小幅にマイナスで終了しています。
企業業績への警戒感から、
製造業よりも早く2020年2月期の業績見通しを公表する
小売株への売りが目立つ展開に。
ただ、3月の決算期末を控え、
配当の権利を狙った買いが相場の支えとなりました。
FOMCを前に個人投資家が利益確定売りを出し、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も反落で終了しています。
『海外』
19日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は小幅反落。
中国の景気刺激策への期待は根強いものの
前日の大幅上昇の反動で目先の利益を確定する売りが優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円27~28銭と円高に傾倒。
19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに慎重な姿勢を強めるとの見方から
円買いが優勢となっていますが、
時間外の米株価指数先物がプラス圏で推移したことが円の上値を抑えました。
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■明日の日本株見通し
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FOMCの結果発表を控える上に、
日本市場は翌日が休場となることから、
明日も方向感に欠ける展開が続きそうです。
米国ではFRBの緩和的な姿勢は
投資家心理を強気に傾ける要因となりますが、
日本株市場では為替への影響を考えると歓迎しきれない面も。
ただ、投資家の不安心理を示すとされる
日経ボラティリティー指数は15ポイント台で、
昨年9月5日以来6カ月超ぶりの低水準。
FOMCが市場予想よりタカ派的な結果となり
米国株が下落したとしても
出遅れを続けている日本株への影響は限定的と見ているため
当面は2万1,000円-2万2,000円のレンジ相場を想定しています。
こうした見方から下支えの強さには期待できますが
イベントと休場日を前に積極的な物色は控えられやすいとして
明日の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,914.10ドル (+65.23)
・ナスダック:7,714.478 (+25.951)
・S&P500:2,832.94 (+10.46)
・為替 ドル円:111.24-111.29円 (-0.24)
『国内』
・日経平均株価:21,566.85円 (-17.65円)
・TOPIX:1,610.23(-3.45)
・日経ジャスダック平均株価:3,448.62円 (-0.52円)
・東証マザーズ指数:937.60 (-4.10)
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■明日のイベント
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『国内』
3月の月例経済報告
日銀金融政策決定会合議事要旨(1/22~23開催分
『海外』
パウエルFRB議長会見
半導体などの見本市「セミコン・チャイナ」(上海 ~3/22)
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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アナリストの江口です。
FOMC通過前となる明日までは
少し読みにくい相場展開が続きそうです。
無理してポジションを増やしすぎず、
買いタイミングを見極めた方が
利益に繋がりやすい可能性も。
あまり動きがない銘柄や
適度に含み益になっている銘柄などは
一旦明日手仕舞って、
相場の方向感が定まったタイミングで
買い付けできるように
資金を置いておくことも視野にご検討ください。
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