東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月14日 本日の見出し
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北朝鮮が米朝非核化交渉を中断と報じられたことで
地政学リスクが台頭しています。
週末要因に押される中でも、軍需関連株が市場をけ
ん引。
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■本日の相場概況
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『国内』
15日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比3円22銭安の2万1,287円02銭とわずかに続落。
前場は円安を好感して上昇スタートとなっており、
幅広い銘柄に買いが入り上げ幅を拡大。
中国の景気刺激策への期待が高まったことでアジア
株全般が堅調な推移となっており、21,400円が当面
のサポートラインと見ています。
手掛かり材料難の中でもしっかりと値を上げており、
米朝非核化交渉中断が報じられながらも地政学リスク
をこなしながらも値を上げています。
テクニカルで見れば日経平均株価は25日線と100日線が
サポートラインとして力強く機能しており、底堅さが
垣間見える局面。
マクロ環境としては手掛けづらい展開でしたが、しっ
かりと今の価格帯を維持しているところは好印象と見
ています。
昨年の相場とは違い地政学リスクの高まりには国内市
場は抗体があることから、底堅く上値を目指す展開に
期待したい。
『海外』
15日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は反発。
今月に入り、10営業日で7回上昇、3回下落と絶好調の
中国市場は景気刺激策を軸に反発基調となっています。
高値圏でのもみ合いを続ける中でも、今日の値動きは上
方へのチャートブレイクに期待が集まりやすいと見てい
ます。
『為替』
15時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円50~90
銭と円安に傾倒。
ドル円は失速していますが、足元は111円60銭と底堅く
推移しています。
日銀による一段の金融緩和見送りや北朝鮮の非核化協
議停止の報道で一時は円高に。
ただ、株高の影響で円買いの動きは限定的と見ています。
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■明日の日本株見通し
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週末要因や手掛かり材料難がささやかれる相場にして
は堅調に推移しています。
地政学リスクの高まりに関しては抗体がある程度出来
ており、反応は限定的。
市場全般で防衛関連株が市場をけん引するというおか
しな展開になっています。
上にも下にも行きづらい相場展開ですが、今の価格帯
でちゃんと各移動平均線がサポートに入っており、底
堅さが垣間見える状況。
一時的に円高・ドル安に傾く局面もありましたが、す
ぐに持ち直しており、相場への反応は限定的と見てい
ます。
テクニカル良好、為替も追い風となっており、株価水
準で見ても週末要因を吹き飛ばす一段高。
投資家心理は19日に控えたFOMCなどの下支え材料に底
堅く推移するものと見ており、上にも下にも動きづら
い分、個別株への物色熱が高まっていくとして、明日
の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,709.94ドル (+7.05ドル)
・ナスダック:7,630.91 (-12.50)
・S&P500:2,808.48 (-2.44)
・為替 ドル円:111.68円
『国内』
・日経平均株価:21,450.85円 (+163.83円)
・TOPIX:1,602.63(+14.34)
・日経ジャスダック:3,426.80 (+11.19)
・東証マザーズ指数:923.96 (-8.33)
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■明日のイベント
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『国内』
2月貿易統計(8:50)
2月首都圏新規マンション発売(13:00)
『海外』
米3月NAHB住宅市場指数(23:00)
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■アナリストよりワンポイント!
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アナリストの江口です。
市場全般で個別株物色が盛んになっている
ことから、短期的な利幅を狙うのがセオリ
ーだと見ています。
米朝問題も長期化するような状況ではない
と見ており、何より一段高の日経平均株価
の水準を見れば投資家心理の後退はあり得
ないと見ています。
テクニカルで見ても押し目の水準と見てお
り、、今は売り時ではなく、買い時と見て
いますのでお気軽にお問い合わせください!
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