東京市場大引け『市況』by日本投資機構株式会社 評判
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■3月14日 本日の見出し
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米主要3指数上昇など外部要因を好感し買い先行も、
3月期末を控えた国内投資機関による売りが重しに。
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■本日の相場概況
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『国内』
14日の東京株式市場で日経平均株価は
前日比3円22銭安の2万1,287円02銭とわずかに続落。
寄り付きでは前日の米主要3指数の上昇や
為替が111円台で落ち着いて推移していることを好感し、
買いが先行する展開となりました。
英下院が13日、欧州連合(EU)からの
「合意なき離脱」を回避する案を賛成多数で可決したことも
好材料視されています。
しかし、3月期末の決算を控えた
国内機関投資家による売りが出て、徐々に上げ幅を縮小。
中国で発表された1-2月の各経済指標は
鉱工業生産指数が市場予想を下回ったものの、
小売売上高、固定資産投資は予想を上回る結果となりました。
市場にインパクトを与えるほどの内容ではなかったものの
景気減速が意識され上海株が軟調に推移し、
日本株にも売りが波及しています。
日経平均株価がじりじりと上げ幅を縮小したことで
上値の重さを嫌気した売りが個別銘柄にも波及し、
日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数も小幅反落で終了しています。
『海外』
14日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
中国当局が株式投機の取り締まりを強化するとの観測が利益確定売りを誘ったほか、
2月の主要経済統計の発表を受けて景気減速が再び意識されています。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場では、1ドル=111円57~58銭と円安に傾倒。
英議会による可決をきっかけに
英国の欧州連合(EU)からの離脱期限延長の可能性が高まったため
投資家が運用リスクを取りやすくなり円には売りが優勢となりました。
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■明日の日本株見通し
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本日は各指数とも上値の重さを意識させる値動きとなりました。
昨年10月以来5ヶ月ぶりの高値をつけている米国株に比べ
日本株の戻りが遅さが感じられますが、
2018年度末を間近に控え
金融機関による決算対策売りや持ち合い解消売りが
大詰めを迎えていることが主要因だと見られています。
3月期末が近づくに連れて国内金融機関による売りが減少し、
月末には配当権利取り狙いの買いに代わる期待はできるでしょう。
しばらく冴えない動きが続くことも想定されますが、
外部要因が決して悪くないことから下値は限定的と見ており、
日経平均株価は2万1,000~1,500円のレンジ幅での
値動きが予想されるとして明日の相場を見ていきます。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,702.89ドル (+148.23)
・ナスダック:7,643.405 (+53.374)
・S&P500:2,810.92 (+19.40)
・為替 ドル円:111.57-111.58円 (+0.24)
『国内』
・日経平均株価:21,287.02円 (-3.22円)
・TOPIX:1,588.29(-3.78)
・日経ジャスダック平均株価:3,415.61円 (-3.67円)
・東証マザーズ指数:932.29 (+7.41)
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■明日のイベント
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『国内』
日銀金融政策決定会合(~3/15)
『海外』
中国2月鉱工業生産(11:00)
中国2月小売売上高(11:00)
中国2月固定資産投資(11:00)
米2月輸出入物価指数(21:30)
米1月新築住宅販売(23:00)
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■アナリストよりワンポイント!
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アナリストの江口です。
現在上昇を見せいている推奨銘柄については、
後場にかけて利益確定売りが出ることを想定し
明日の午前中で売却推奨を予定しています。
場を見れない場合は指値注文などで
対応していただけると利益を取りやすいでしょう。
引け前に下げた場面では買いに入れるように
明日の昼過ぎに新しい銘柄推奨を予定しています。
上手く回転売買していただけるように
一緒に頑張っていきましょう!
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