東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社
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■2月27日 本日の見出し
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新規の材料少なく方向性に欠ける展開に。
全体が上値を追いにくい中で個別物色に期待。
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■本日の日本株見通し
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日経平均先物が小じっかりとしていることから
反発して始まりそうですが
上値を追う材料には不足しており、
中国株や米株先物、為替の動きなどを睨んで
揉み合い基調となりそうです。
パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が
利上げ見送り姿勢を示したのを受けて
為替が円高傾向にあることは日本株の重荷になるでしょう。
また、貿易摩擦が緩和するとの期待は
既に市場に織り込みつつあり、高値警戒感も強まる頃合いです。
全体が上値を追いにくい中で
5Gなどの成長産業に関連した銘柄など
個別物色が盛んになりやすいとして
本日の相場を見ていきます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は
前日比33ドル97セント安の2万6,057ドル98セントと反落。
日本株や欧州株が下げた流れを引き継ぎ
利益確定売りが先行する展開となりました。
ただ、パウエルFRB議長は米上院銀行委員会で
世界経済や金融市場の不透明感から
「金融政策の変更には忍耐強くなれる」と証言。
3月の米連邦公開市場委員会（FOMC）で
利上げが見送られるとの見方が改めて強まり、
相場が上昇に転じる場面もありました。
買いに一服感は出ているものの
相場が大きく崩れるような材料は見当たらない状況。
米中が通商協議で合意に向かっているとの期待も
引き続き相場の支えとなっています。
エヌビディアなど半導体関連銘柄の一角に利益確定売りが出て
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も反落しています。
『為替』
26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は
1ドル=110円55銭～65銭と円高に傾倒。
パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が
世界経済や政府の政策を巡る不透明感などを理由に
「金融政策の変更には忍耐強くなれる」と主張。
利上げ見送り姿勢を受けて、
日米の金利差が縮小するとの見方から円買いが優勢となっています。
26日のシカゴ日経平均先物3月物は、前比比40円安の2万1,530円と小幅反落。
米株安や円高を受けた売りに押されたものの、
パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の議会証言などを好感し
買いが優勢となる場面も見られました。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ：26,057.98ドル (-33.97)
・ナスダック：7,549.298 (-5.162)
・S&P500：2,793.90 (-2.21)
・為替 ドル円：110.53-110.54円 (-0.29)
『国内』
・日経平均株価：21,449.39円 (-78.84円)
・TOPIX：1,617.20（-3.67)
・日経ジャスダック平均株価：3,455.58円 (-9.97円)
・東証マザーズ指数：932.61 （+0.57)
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■本日のイベント
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『海外』
米朝首脳会談（～2/28 ベトナム・ハノイ）
米1月NAR仮契約住宅販売指数（2/28 0:00）
米12月製造業受注（2/28 0:00）
パウエルFRB議長が下院で議会証言
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■株式2.0参加者様へワンポイント！
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おはようございます、アナリストの石塚です。
落ち着いた相場展開が続く中で
個別銘柄が循環物色されています。
最近株価が急伸し話題になっていた
【4563】アンジェスがPTSで売られていることから
バイオ株をご自身でお持ちの方は
そろそろ反落に警戒をした方がいいかもしれません。
しばらくはテーマ株などを中心として
利益を取りやすい展開が続くと見ています。
積極的にお取組みいただきたいのですが、
お仕事をされながら取り組むのか、
比較的短期での取引がお好きなのかで
どの銘柄を買い付けた方がいいかも変わってきますので
お時間があるときに是非、
普段の投資スタイルや状況をお聞かせくださいね。
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