東京市場寄付き『市況』by日本投資機構株式会社
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■2月19日 本日の見出し
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米国市場休場で新たな取引材料に乏しく、
利益確定売りも出やすいことから上値の重い展開に。
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■本日の日本株見通し
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前日の米国市場が休場となったため
新たな取引材料に欠けるほか、
日経平均株価は前日に上げ幅を拡大したことから
利益確定売りが出やすくなりそうです。
国内に目を向けると
2019年3月期の上場企業決算は増益予想から一転して
3期ぶりに減益となる見通し。
中国景気など世界経済の不安要因が
日本の企業業績に表れ始めております。
株式市場には既に織り込みつつあるとはいえ
先行き不透明感から
上値を追いにくい展開が想定されるとして
本日の相場を見ていきます。
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■前日の海外概況
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『NYダウ工業30種平均』
18日の米国市場はプレジデントデーの祝日のため、
全市場が休場となっております。
『FTSE100種総合株価指数』
18日のロンドン株式市場で、
FTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落。
過去数日に上昇が続いた反動で売りが優勢となり、
構成銘柄の半数以上が下落しております。
欧州連合(EU)は
米国が輸入車に追加関税をかけるとの脅しを
実行に移す場合は速やかに報復すると表明。
米国産の大豆と液体ガスを購入しないと言明しており、
貿易摩擦への警戒感が世界的に高まっています。
『為替』
18日のロンドン外国為替市場でドル円相場は、
1ドル=110円50銭~60銭と小動き。
18日の米市場が休場で薄商いとなったため
新規の取引材料に欠け、持ち高を傾ける動きは見られていません。
19日早朝の大阪取引所で日経平均先物3月物は、
前日比70円安の2万1,230円と反落。
新規の取引材料に欠ける中で世界経済の先行きを警戒し
一旦利益を確定する動きが優勢となっています。
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■主要指数
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『海外』
・NYダウ:25,883.25ドル (+443.86)
・ナスダック:7,472.410 (+45.455)
・S&P500:2,775.60 (+29.87)
・為替 ドル円:110.58-110.59円 (+0.04)
『国内』
・日経平均株価:21,281.85円 (+381.22円)
・TOPIX:1,601.96(+24.67)
・日経ジャスダック平均株価:3,421.95円 (+24.65円)
・東証マザーズ指数:875.04 (+12.70)
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■本日のイベント
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『国内』
1月首都圏マンション発売(13:00)
20年国債入札
『海外』
独2月ZEW景況感指数(19:00)
米2月NAHB住宅市場指数(2/20 0:00)
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■株式2.0参加者様へワンポイント!
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おはようございます、アナリストの石塚です。
明日は1月の国内貿易収支や
1/29-30開催の米FOMC議事録発表を控え、
輸出関連などを中心とした銘柄の
売り材料となる可能性も。
ただ世界的に株価の回復基調が続いているため
下値は限定的となりそうです。
好業績銘柄などを中心に
押し目を拾うチャンスになり得るとして
買いに入っていってただくこともご検討ください。
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